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ウルヴァリン(Wolverine)は、マーベル・コミックの架空のスーパーヒーローであり、X-メンやニューアベンジャーズを含むいくつかのチームの一員である。作家のレン・ウェインと画家のジョン・ロミータ・シニア(John Romita, Sr.)によって創造された。 初出は『超人ハルク』#180-181(1974年8月)。 本名はジェームズ・ハウレット(James Howlett)であるが、記憶喪失時には「ローガン(Logan)」の通称があり、一般的にはこちらの方が知られている。 == 概要 == 主にX-メンシリーズやウルヴァリンシリーズに登場。 ミュータントであるウルヴァリンは動物的な鋭い感覚と反射能力、そして実質的にどんな怪我からも回復することができる治癒能力(ヒーリング・ファクター)を持っている。この治癒能力はスーパーソルジャー製造計画「ウェポンX」において、その骨格(出し入れが可能なカミソリのように鋭い爪を含む)にほとんど壊すことができないアダマンチウム合金を組み入れることを可能にした。近接戦闘の達人でもある。コードネームの「ウルヴァリン」とは、クズリというイタチ科の、小さいが獰猛な動物を意味する。また、「ウェポンX」(ウェポンエックス)の「X」はローマ数字の「10」のダブルミーニングであり「兵器第10号」を意味するが、実在するアメリカ陸軍兵器・駆逐戦車ウルヴァリンの型番も「M10」(Model10:10型)である。 性格は粗暴で礼儀を知らないように見えるが、義侠心があり友人や親しい人間に敵対する者には容赦がなく、悪人に対しては殺すこともいとわない。その「時に残虐になれる精神性」をアダム・ウォーロックに買われ、大クロスオーバー『インフィニティウォーズ』でハルクと並び、他のヒーロー(高貴であるが故に相手に慈悲をかける)ではできない仕事を依頼される。しかし、子供には限りなく優しい。また女性にも手が早く、常に伴侶を求めている描写があり、知り合った女性には気軽に「ダーリン」と呼ぶ癖がある。愛煙家であり葉巻を愛用。喫煙者が差別されている未来から来たケーブルにそれをたしなめられた時には「お前なんか大嫌いだ」と発言している。日本通で、設定上は日本語に堪能。日本人女性「マリコ・ヤシダ〔シルバー・サムライの異母妹〕」と結婚までしたが、結婚式はなぜか時代劇の侍のような格好。しかしマリコは敵対組織にフグ毒によって毒殺されてしまう。 「Giant-Size X-メン」#1(1975年5月)においてウルヴァリンはX-メンの"All New, All Different" rosterに参加している。ウルヴァリンはベトナム戦争以後のアメリカのポップカルチャーに出現する多くの反権力のアンチヒーロー〔Wright, Bradford W. ''Comic Book Nation''. Johns Hopkins, 2001. Pg. 265〕を象徴しており、命に関わるほどの力を快く行使し、1980年代末まで漫画のアンチヒーロー達の標準的な本質を抱えていた〔Wright, pg. 277〕。結果として、キャラクターは増々有名になるX-メンフランチャイズのファンたちにとって明らかにお気に入りの人物になった〔Wright, pg 263, 265〕。1988年から単独名義でのコミックが創刊、TVアニメシリーズやTVゲーム、20世紀フォックス製作(ウルヴァリン役はヒュー・ジャックマン)の実写映画シリーズを含むあらゆるX-メンの翻案物で中心的なキャラクターになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウルヴァリン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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