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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ウルーピー(Ulūpī)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場するナーガ族の女性(ナーギニー)。ナーガ王アイラーヴァタの家系に属するカウラヴィヤ王の王女〔『マハーバーラタ』1巻206・18。〕。アルジュナとの間にイラーヴァットを生んだとされる〔『マハーバーラタ』6巻86・6。〕。 == 物語 == ウルーピーはアルジュナが12年間追放されていたとき、アルジュナに恋をした。そこでアルジュナが火の供儀のためにガンジス川で沐浴し、陸に上がろうとしたとき、彼を水中に引き入れた。そして父カウラヴィヤの宮殿に連れて行った。アルジュナはそこに聖火があったので火の儀式を完遂した。その後ウルーピーはアルジュナに自分の思いを伝え、情交を求めた。最初アルジュナは拒否したが、ウルーピーは望みが叶えられないならば死ぬと言ったため、その夜を宮殿で過ごし、翌朝陸に戻った〔『マハーバーラタ』1巻206・11~34。〕。 なお『マハーバーラタ』6巻によると、ウルーピーがアルジュナに出会ったとき彼女の夫はガルダに殺されていて、アルジュナに恋をした彼女をアイラーヴァタ王がアルジュナに託したという話である〔『マハーバーラタ』6巻86・7~8。〕。しかし息子のイラーヴァットはクル・クシェートラの戦いにおいてパーンダヴァ側で戦い、戦死した〔『マハーバーラタ』6巻86・5~71。〕。 戦後、アルジュナがチトラーンガダーの息子バブルヴァーハナを訪れ、息子のへりくだった態度に不満な様子を見せたとき、ウルーピーはバブルヴァーハナにクシャトリヤの生き方を説き、父と戦うようにけしかけた。彼の矢が老いたアルジュナを殺すと、魔法の薬を与えてアルジュナを蘇生させた〔菅沼晃『インド神話伝説辞典』p.258。〕〔池田運訳『マハバーラト iv』p.575 では、蘇生に使われたのは摩尼宝珠となっている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウルーピー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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