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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
客室乗務員(きゃくしつじょうむいん)は、交通機関の運行(運航)中、主として客室における乗客への接客サービスに従事する乗務員〔乗務員ではあるが航空法上の乗組員ではない。〕である。 運航中の旅客機の客室において緊急時の誘導などの保安業務や乗客へのサービスを行う乗務員はキャビンクルー(cabin crew)、フライトアテンダント(flight attendant)と呼ばれる。日本ではCAないしキャビンアテンダントとよばれることが多い。(#日本での呼称参照)。本記事では旅客機の客室乗務員について詳述する。 == 日本での呼称 == かつては船舶の司厨員に由来する「スチュワード」(女性はスチュワーデス)の呼称が広く用いられていた。現在の日本では、TVドラマなどの影響で「CA(=Cabin Attendant)」 「キャビンアテンダント」と呼ばれることが多い。cabin attendantは和製英語ではなく、COCAなどのアメリカ英語のコーパスにもいくつか見つかるが、英語ではこの表現を用いることは少なく、「フライトアテンダント」(Flight Attendant)、あるいは集合名詞「キャビンクルー」(Cabin Crew)がはるかに標準的である。これは機長・副操縦士・航空機関士・航空通信士の四者つまり「コックピットクルー」(Cockpit Crew)に対するもの。 初期には、男性乗務員は「スチュワード」「パーサー」〔「パーサー(''purser'')」は英語圏では性別無関係に、その便を担当するチームのリーダー、最先任者を指す。〕、女性乗務員は「エアホステス」「エアガール」、最近まで「スチュワーデス」と呼ばれていたが、1980年代以降、アメリカにおける「ポリティカル・コレクトネス」〔この場合は性別による区別のない単語への言い換えを指す。〕の浸透により、性別を問わない「Flight Attendant(フライトアテンダント)」という単語に言い換えられた影響で、この和訳である「客室乗務員」という言葉が正式とされるようになった。なお、日本航空においては1998年9月末日で「スチュワーデス」という呼称は廃止された。 現在では「客室乗務員」の名称を採用することにより一応の沈静化がもたらされている。乗客(利用者)の中では一般的に、女性の客室乗務員=スチュワーデス、男性の客室乗務員=スチュワード・パーサーと呼ぶ人も多い。 略語で「スチュワーデス」のことを「スッチー」と呼ぶこともある。 なお客室乗務員に対する社内での呼称は、航空会社によっても相違があり、日本航空では単に「アテンダント」(AT)、全日本空輸では「スカイサービスアテンダント」を用いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「客室乗務員」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flight attendant 」があります。 スポンサード リンク
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