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エアリアル橋(エアリアルばし、Aerial Lift Bridge)は、アメリカ合衆国ミネソタ州北東部の港湾都市ダルースにある昇開橋。ダルース港の入り口に架かっている。橋の支間長は120メートルである。ダルース港に出入港する船舶の多い繁忙期には、エアリアル橋の橋桁は1日に25-30回上がる。上に上がるのに55秒かかる。また、ダルースのシンボルでもあり、同市の観光名所のひとつともなっている。 1905年に完成した当時は運搬橋で、''Aerial Bridge''もしくは''Aerial Ferry Bridge''と呼ばれていた。アメリカ合衆国史上、運搬橋は2本存在していたが、エアリアル橋はそのうちの古いほうである(もう1本は1933年のシカゴ万国博覧会のスカイライド)。1930年に昇開橋に改造され、現在も使用されている。同橋梁は1973年5月22日に国家歴史登録財に指定された。 ==橋の歴史== エアリアル橋はセントルイス川の河口に形成された砂州、ミネソタ・ポイント(別名パーク・ポイント)に建設された短い運河に架かっている。スペリオル湖とセントルイス川とをつなぐこの運河は1870年から翌1871年にかけて建設された。セントルイス川の自然の河口は運河の南東約11キロメートルにあり、ミネソタ州とウィスコンシン州の州境となっていた。この運河の開削により、砂州は陸から事実上孤立した島となったため、陸地からの交通手段を建設する必要があった。いくつかの方法が試行されたが、ダルース地域独特の気候のためにいずれも成功しなかった。フェリーは夏場には運航することができたが、冬になると凍結のため使用できなかった。歩行者用の吊り橋は、スペリオル湖からの強風のためによく揺れ、安全性に乏しかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エアリアル橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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