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エアロビー : ミニ英和和英辞書
エアロビー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エアロビー : ウィキペディア日本語版
エアロビー[ちょうおん]

エアロビー(Aerobee)は、大気上層や宇宙線を研究するための小型(8m)の弾道飛行観測ロケットである。1950年代アメリカ合衆国で用いられた。
エアロジェット社で1946年に開発がスタートし、1947年11月24日ニューメキシコ州ホワイトサンズ・ミサイル実験場で初めて打ち上げられ、56kmの高度に達した〔
〕。
ロケットは固体燃料ブースター硝酸/アニリンサスティナーの2段式で、230kmの高度まで到達することが可能であった(後に400kmまで延長された)。機器は常に遠隔操作され、パラシュートで回収された。
ロケットが高度に達するのに十分なスピードを得るため、53mの高い打上げ塔を必要とした。打上げ塔はワロップス島のホワイトサンズ・ミサイル実験場で製造され、ミサイル実験艦ノートン・サウンド上に設置された。エアロビーは68kgのペイロードを130kmの高度まで運搬する能力を有した。
初めて機器を運んだエアロビーは、1948年3月5日に打ち上げられたA-5で、宇宙線測定のための機器を運び、117.5kmの高度に達した。最後の打上げは1958年で、それまでに改良機も含めて、この場所から165機の打上げが成功した。エアロビーの改良機は、1968年から1969年アポロ計画に関連した研究のために打ち上げられた。エアロビーの開発者達によって、エアロビーハイも開発され、1955年に初めて打ち上げられた。
世界中で、合計改良機も含めて1037機のエアロビーが打ち上げられた。最後の打上げは1985年1月17日であった。
==データ==

===エアロビー===

*ペイロード:68kg
*最高飛行高度:130km
*離陸力:18kN
*合計質量:727kg
*直径:0.38m
*全長:7.80m

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エアロビー」の詳細全文を読む




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