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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エイプリル・マーチ(April March 本名エリノア・ブレイク Elinor Blake 1965年4月20日 - )はアメリカのポップスシンガー。作曲家。 1960年代のフレンチ・ポップスに影響を受け、英語、フランス語での作品を、主にアメリカ、フランスのインディーレーベルから発表している。クエンティン・タランティーノ監督2007年の映画『デス・プルーフ』(Death Proof) に使用された「チック・ハビット (''Chick Habit'')」の歌唱で知られる。 == 経歴 == ニューヨーク生まれ。 幼少時、学校で「ミスター・オウル(Mr. Owl)」と名付けられた人形(パペット)を使ったフランス語の授業があり、これがきっかけでフランス語、ひいてはフランスに興味を持つようになる。中学校時代には交換留学でフランスに滞在した。 1983年にマサチューセッツ州アンドーバーのフィリップス・アカデミーを卒業、アニメーターになるためにニューヨークに戻る。 アーチー・コミックや子供番組『ピーウィーズ・プレイハウス』(''Pee-wee's Playhouse'') のアニメーターとして働いたのち、1986年にマドンナの「フーズ・ザット・ガール」のPV制作に参加、アニメーション部分を担当した。 1987年、ブレイクにとって最初のバンドとなる女性トリオ、プッシーウィロウズを結成。ほどなくカリフォルニア芸術大学に入学し、ディズニーが開講したキャラクター・アニメーション・プログラムを学ぶために1年間音楽活動を休止。 卒業後の1988年、プッシーウィロウズ唯一のアルバム『スプリング・フィーバー』(''Spring Fever!'')をリリースした。 このアルバムで、1960年代初期のポップスやサーフ音楽に影響を受けた楽曲を演奏し、1990年代終盤にかけてロニー・スペクターのサポートを務めるチャンスに恵まれた。 プッシーウィロウズは数年で解散、ブレイクは早速次のバンド、ザ・シットバーズを結成。時を同じくして、ニコロデオンのTVアニメシリーズ『レンとスティンピー』(''The Ren and Stimpy Show'') のアニメーターに抜擢され、音楽との両立のためロサンゼルスに移住する。その間、シットバーズの活動と並行してエイプリル・マーチの名でソロ・レコーディングも開始した。 エイプリル・マーチ名義の初作品となるEP『ヴードゥー・ドール』(''Voo Doo Doll'') はココポップ・レーベルから1992年にリリースされた。翌1993年にはシットバーズの初シングル、1994年1月にはマーチ名義の『Gainsbourgsion!』(セルジュ・ゲンスブール・トリビュートアルバム)がフランスのユーロヴィジョンからリリースされた。 1995年には、ゲンスブール作の「''Laisse tomber les filles''」(邦題「娘たちにかまわないで」 1964年にフランス・ギャルが歌ってフランスで大ヒットさせた曲)をフランス語および英訳の両方でレコーディングし発表(英語版のタイトルは「チック・ハビット (''Chick Habit'')」)。 この曲は1999年のジェイミー・バビット監督による青春ラブコメディ映画『Go!Go!チアーズ』(''But I'm a Cheerleader'')、2007年クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ』(''Death Proof'') などに使用され、映画ファンを中心に知られるようになった。 また2008年にはイギリス、フランスにおけるルノー・トゥインゴのテレビCMにも使用された。 最近では、アメリカではダスト・ブラザース(en:Dust Brothers)、フランスではベルトラン・ブルガラ(en:Bertrand Burgalat)らとコラボレート。 2008年4月には、スティーブ・ハンフィット(en:Steve Hanft) とのコラボレーションで最新アルバム『マジック・モンスターズ』(''Magic Monsters'') をリリース。現在iTunes、Amazonからのデジタル配信、およびMartyrs of Popレーベルから発売されたビニール盤で入手可能。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エイプリル・マーチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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