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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ アンク : [あんく] 【名詞】 1. (1) ankh 2. (2) ANK, (n) (1) ankh/(2) ANK ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
漏話(ろうわ)とは、伝送信号が他の伝送路に漏れることを指し、クロストーク (Crosstalk) や混線(こんせん)とも呼ばれる。 通常は伝送回線を伝わる電気信号が電磁的に漏れ他の信号線へ伝わることで発生する。本来の信号波形が伝送路の途中で乱されるため、受信端で正常な信号として受信できない現象である。アナログ式の電話回線の時代には、送話された音声信号がそのまま銅製ケーブルを伝わって長距離を伝送されていたため、途中で平行する同様のケーブルとの間に電磁的な干渉を起こしてしまい、音声信号が他方へ漏れることがあった〔電話回線などの伝送回線を伝わる信号が互いに干渉したり、交換機の電圧低下や外部電波などのノイズから、本来の伝送信号をスムーズに伝送できない現象。ADSLとISDN干渉が代表的例である。特に1980年代前半の117の時報サービスでの漏話が有名であった。〕。これが「漏話」と呼ばれる通信障害であり、21世紀現在では電話回線は主要区間でデジタル式に変わっているため、音声信号での漏話は稀にしか発生しない。一方では、デジタル信号をGHz前後の高周波信号によって長距離伝送する場合が多く、このような伝送路では他者の信号波形による干渉を受けて本来の信号波形が乱されることによる障害が発生することがある。これが現代の一般的な漏話である。 == 遠端漏話・近端漏話 == 電気信号は伝送路を伝わる間に減衰するため、送信端側では大きな電圧であった信号波も受信端近くでは小さな電圧になる。漏話においては、原因側の電圧が大きければそれだけ障害側へ伝わり起電される電圧も大きくなるため、原因側が送信端に近いほど問題は大きくなる。反対に、障害側の電圧が大きければそれだけ原因側から入ってくる電圧の影響は比較的小さくなるので、障害側が送信端に近いほど問題は小さくなる。これらのことから、漏話が起きる場所によって真の障害となるものと実際には障害とはならないものに分かれる。次に示すように遠端漏話では比較的障害の程度は小さく、近端漏話では比較的障害の程度は大きくなる。 ;遠端漏話 :原因側と障害側が送信端から同じような距離であったり、原因側が送信端から遠く障害側が送信端から近い場合に起きる漏話は、遠端漏話となって影響は比較的小さい。FEXT(Far End Crosstalk) と表記されることがある。 ;近端漏話 :原因側が送信端に近く障害側が受信端に近い場合に起きる漏話は、近端漏話となって比較的大きな問題となる〔井上信夫著、『通信の最新常識』、日本実業出版社、2003年8月10日最新版発行、ISBN453403623X〕。NEXT(Near End Crosstalk) と表記されることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漏話」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Crosstalk (electronics) 」があります。 スポンサード リンク
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