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エウトロピウス
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エウトロピウス エウトロピウス(ラテン語:Eutropius、320年頃 ‐ 4世紀末)は、ローマ帝国後期の政治家、歴史家。全10巻からなる『首都創建以来の略史』(ラテン語:''Breviarium ab Urbe Condita'')を著した。
== 生涯 == 出身地はボルドーとも、イタリアとも伝えられている〔エウトロピウス研究会、2007年、100頁。〕。361年、コンスタンティウス2世支配下の帝国で勅答局長(ラテン語:magister epistularum)に就任し、363年にはユリアヌス帝によるササン朝ペルシア帝国への遠征に従軍した〔エウトロピウス研究会、2014年、16節。〕。369年にウァレンス帝のもと文書局長(ラテン語:magister memoriae)に就任し、この頃『首都創建以来の略史』を執筆したとされている〔エウトロピウス研究会、2007年、100頁。〕。371年にアシア属州総督になり、その翌年には一度反逆罪の嫌疑を受けて失脚したが、冤罪が判明し赦された。380年から翌年にかけてはイリュリクム道長官に、387年にはウァレンティニアヌス2世帝とともに執政官に就任した。没年は不明。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エウトロピウス」の詳細全文を読む
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