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スカンジウム(〔http://www.encyclo.co.uk/webster/S/25〕)は原子番号 21 の元素。元素記号は Sc。遷移元素で、イットリウムと共に希土類元素に分類される。第3族元素の一つで、スカンジウム族元素の一つでもある。 == 性質 == スカンジウムは銀色の軟らかい金属であり、空気中で酸化されて淡黄色もしくは淡桃色の酸化皮膜が生成する。また、常温でハロゲン元素とも反応する。比重は2.99、融点は1541 、沸点は2836 。常温常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP, α-Sc)。水や希酸には徐々に溶解し、熱水や酸には易溶。ただし硝酸とフッ化水素酸を1:1で混合した溶液に対しては反応せず、これは不動態層が形成されるためと考えられている。空気中で燃焼させると、黄色く輝く炎を発して酸化スカンジウム(III)を形成する。通常+3の酸化数を取る〔"Scandium ." Los Alamos National Laboratory. Retrieved 2013-07-17.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スカンジウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scandium 」があります。 スポンサード リンク
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