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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エキサイティングビリヤードは、コナミから発売されたビリヤードのゲームソフト。1987年6月26日にファミリーコンピュータ ディスクシステム用として発売された。 同じくビリヤードをモチーフとしたゲームにルナーボールがあったが、これは惑星をブラックホールに落とすという内容でテーブルの形やポケットの位置が変化し、オリジナルのビリヤードとは異なるものであった。本作ではビリヤードを当時の技術としては非常に忠実に再現しており、初めての本格的なビリヤードのコンピュータゲームと言える。 ==概要== ゲームモードは、1人用でコンピュータの様々な対戦相手と1対1でナインボールで競いハスラー界のマスターを目指すブレイクショット、その他に1人用または複数のプレーヤー(複数のコンピュータを含め、最大4人まで可能)でルールを指定して戦う3つのモードがある。 ;ナインボール - (ルール詳細はリンク先を参照。) :9個の球を用いる。キューボールをテーブル上の最低番号のボールに接触させ、そのショットで9番以外のいずれかのボールをポケットした(穴に落とした)場合は続行できる。ポケットさせる順は任意。 :例えば3番が最低番号ボールだったとして、キューボールを3番に当ててから、そのはずみでキューボールや他のボールが5番ボールにあたり、5番がポケットした場合、そのプレイヤーが続行して次のショットを打てる。次のショットでも3番が最低番号であるから、同じようにまず3番に当てる必要がある。 :キューボールがポケットしたり、いずれのボールもポケットしなかったり、最初にキューボールが最低番号以外のボールに接触した場合はファール(ファウル)となり、相手と交替する。 :それまでにポケットさせたボールの数や現状の最低番号は関係なく、上記ルールに従って(キューボールを最低番号ボールに当ててから)9番ボールをポケットさせると、その時点で勝ちとなり、ゲームは終了する。 ;ローテーション :15個の球を用いる。ポケットしたボールの番号がそのまま得点になり、最終的な得点の和を競う。 ;ラックゲーム :15個の球を用いる。番号に関係なくボールをポケットした数を競う。 BGMはFM音源によるくぐもったトランペットなど凝った音色を使ったジャズを基調とする音楽が用いられ、ゲーム画面の色調、バーなどの背景などと相まってアメリカの大人の雰囲気が演出された。ブレイクショットでは各面ごとにBGMが替わるが、その他のモードでは1種類のみの固定されたBGMが鳴る。同時期にコナミがアーケードゲームとして同じくビリヤードゲーム「ザ・ハスラー」を開発しており、BGMは一部共通している。後年「ラブプラス」でも本作のBGMが流用された。 通常はボールは色で表示されているが、Aボタンを押すと番号が確認できる。十字キーの左右でボールを打つ角度を指定でき、画面上には疑似3D表示によるボールの位置関係が表示される。左右キーで移動するとこの疑似3Dも動く。キューの強さはキューが画面上を往復するタイミングを見計らってボタンを押すことで決定する。またキューを当てる位置も中央及び端の45度角単位で指定でき、これによりスピンなどの回転を与えることが出来る(ジャンプショットなどの曲芸打ちは出来ない)。例えばキューボールを打ち、それが目的のボールに正面から接触すると、中心を打った場合はそこで止まるが、ボールの上側を狙って打つと、キューボールはその後も打った方向へ進む。ボールの下側を打った場合は後ろに反転して進む。また横や斜めに回転させれば、ボールや壁に接触した時に中心を打った場合とは違った角度に跳ね返る。これにキューの強さや、目的のボールや壁に当てる角度も関連してくるので、数学的な角度計算と戦略的な展開が求められる。強い敵はこれを巧みに用い、あっという間に9番ボールを落としてしまう。ただしその分コンピュータの思考時間も長かった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エキサイティングビリヤード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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