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エキサイトボクシング : ミニ英和和英辞書
エキサイトボクシング
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


エキサイトボクシング : ウィキペディア日本語版
エキサイトボクシング

エキサイトボクシング (Excite Boxing) は、テレビ朝日ボクシング中継の番組名、または同局が後援するプロボクシング興行の名称である。後援にはスカイ・A sports+日刊スポーツなども加わっていた。
== 歴史・概要 ==
テレビ朝日(開始当時は日本教育テレビ)は極東プロモーション代表を務めていた河原木宗勝が窓口としてマッチメイクに当たり、ヨネクラボクシングジムおよびワタナベボクシングジムに放送枠を斡旋していた。
1960年5月6日に『ゴールデンボクシング』として放送を開始。高山勝義木村)ら人気ボクサーを輩出し、1964年7月10日まで続いた。放送時間は、1962年3月30日までは金曜 22:00 - 22:45 (日本標準時)だったが、同年4月6日からは2時間繰り上がって金曜 20:00 - 20:45 と、文字通りのゴールデンタイムでの放送となった。
1973年9月1日には、「NETテレビ開局15周年記念」と銘打った日本初開催の世界ヘビー級タイトルマッチ(ジョージ・フォアマン vs ジョー・キング (ホセ) ・ローマン戦)を放送するなど、同局はプロボクシングに力を入れており、特にヨネクラジムとは関係が深く、同ジムが主催する月に1度の定期興行を後楽園ホールから中継していた。
1974年4月28日に行われた東洋フェザー級タイトルマッチ・歌川善介(勝又) vs ロメオ・トマガン()戦より、『エキサイトボクシング』の番組名での放送を開始、NETテレビ → テレビ朝日の日曜午後のスポーツ番組『ビッグスポーツ』で不定期放送された。
エキサイトボクシングスペシャルとして、モハメド・アリvsジョージ・フォアマン(1974年10月30日、キンシャサの奇跡)、モハメド・アリvsチャック・ウェプナー(1975年3月24日、リッチフィールド)など、モハメド・アリの世界ヘビー級タイトルマッチを衛星生中継した。
1980年代以降は放送時間が深夜帯へと移っていたが、『トゥナイト』の放送枠を間借りする形での放送だったことから、世界タイトルマッチ以外の当時のボクシング中継としては珍しく、テレビ朝日系列の一部地方局にもネットされていた。世界タイトルマッチは主に『水曜スペシャル』などの単発特別番組枠を利用して放送していた。飯田覚士)の後楽園ホールでの唯一度の試合(ファントム・オザワ(北陸石丸)にKO勝ち)や、山口圭司が新日本木村所属選手として唯一日本国内で行った試合(有永政幸(関)にKO負け)も同番組で放送された。
1999年8月、保住直孝の日本タイトル獲得第1戦・ノンタイトルをメインとする回では保住の高校の後輩である河井了大橋)デビュー戦も併せ、河井の同級生で西武ライオンズ高卒新人松坂大輔がVTRで激励。
しかし、ヨネクラジムから川島郭志以降看板チャンピオンも出ず、川島と同い年の同僚・松本好二も世界タイトル獲得に失敗、星野敬太郎花形)も一時的な引退状態となり(形式的には日本ボクシングコミッションに引退届未提出)、さらには河原木の死去も加わり、ボクシング中継を縮小。2001年から隔月、そして不定期放送になっていった。
なお、(現時点で)テレビ朝日が最後に放送した世界戦は、2002年10月10日WBA世界ミドル級タイトルマッチ「ウイリアム・ジョッピー vs 保住直孝」戦(ジョッピーの10回TKO勝ち)。
2003年7月16日金山俊治 vs 呉炳哲()の東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦を最後に、番組を休止したまま打ち切り。
地上波のレギュラー放送は終了したが、興行自体はかつらメーカーのスヴェンソンなどが後援かつ冠スポンサーとなり、「(後援スポンサー名) エキサイトボクシング」として行われている。また、スカイ・A sports+ではタイトルマッチを中心に、月1回のペースで中継を行っている。一方、エキサイトボクシングで放送された花形などの主催興行は日本テレビ(現在は日テレG+で放送)「ダイナミックグローブ」、世界戦はテレビ東京系「ノックアウトボクシング」で放送されている。また大橋ジムについてはフジテレビ系列に事実上移籍し、2014年現在は「ダイヤモンドグローブ」で放送されている。
なお、系列局である名古屋テレビも、『Nagoya TV Excite Boxing』のタイトルで地元開催試合をローカル中継していたことがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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