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エキソソーム複合体 : ミニ英和和英辞書
エキソソーム複合体[えきそそーむふくがったい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ふく]
  1. (n,pref) double 2. compound 
複合 : [ふくごう]
  1. (n,vs) composite 2. complex 
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 

エキソソーム複合体 : ウィキペディア日本語版
エキソソーム複合体[えきそそーむふくがったい]

エキソソーム複合体 (又はPM/Scl複合体、単にエキソソームとも)は真核生物古細菌の核に存在し、様々なRNAを分解する多タンパク複合体である。細菌ではデグラドソームと呼ばれる複合体が似た役割を果たす。
エキソソームの中心部は他のタンパクが付随した6つのタンパク質から構成されている。真核細胞では、エキソソームは細胞全体に存在するが、特に核小体に多い。だが、複合体を制御するタンパクが異なるため、存在する場所によって活性、基質特異性が異なる。エキソソームの基質はmRNArRNAncRNA等である。エキソソームはエキソリボヌクレアーゼ活性を有し、RNAを3'末端から分解する。また、真核細胞の場合はエンドリボヌクレアーゼ活性も有し、RNA鎖の途中を切断することもできる。
エキソソームを直接の原因とする疾患は知られていないが、幾つかの自己免疫疾患(特に筋炎/強皮症重複症候群)では、エキソソームの構成タンパクを標的とする自己抗体が生産される。エキソソームを阻害することで効果を示す癌化学療法剤もある。
==発見==
1997年、エキソソームは出芽酵母からリボヌクレアーゼの一種として発見された。だが1999年、それはヒト細胞で自己免疫疾患の抗原として特定されていたPM/Scl複合体と相同であることが明らかになった(#疾患を参照)。 この"PM/Scl複合体"を精製することで、その構成タンパクを全て特定することができた。古細菌では、2001年になって利用可能なゲノムデータが増え、その2年前に精製されていたタンパク質がエキソソーム複合体だと予測された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エキソソーム複合体」の詳細全文を読む




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