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エクゴニジン
エクゴニジン(Ecgonidine)は、エクゴニン及びコカインと関連するアルカロイドである。シクロヘプテン環、窒素架橋、カルボン酸側鎖を持つ。 メチルエクゴニジンは、クラック・コカインを炙る際に熱分解で生成し、エクゴニジンに代謝されるため、この2つの化合物は、クラック・コカインの使用のバイオマーカーとして用いることができる.〔Scheidweiler KB, Shojaie J, Plessinger MA, Wood RW, Kwong TC. Stability of methylecgonidine and ecgonidine in sheep plasma in vitro. Clinical Chemistry. 2000 Nov;46(11):1787-95.〕。エクゴニジンはメチルエクゴニジンの代謝物質であるため、2つの物質の濃度の比により、最近いつクラック・コカインを炙ったかを推定することができる。メチルエクゴニジンの濃度が高ければ、最近使用したということになる〔Paul BD, McWhorter LK, Smith ML. Electron ionization mass fragmentometric detection of urinary ecgonidine, a hydrolytic product of methylecgonidine, as an indicator of smoking cocaine. Journal of Mass Spectrometry. 1999 Jun;34(6):651-60.〕。エクゴニジンの体内での半減期は約94から137分で、ドラッグを使用した後8から10時間は検出することが可能である。 ==関連項目==
*コカアルカロイド
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エクゴニジン」の詳細全文を読む
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