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エクロジャイト
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エクロジャイト
エクロジャイト(eclogite)は、高温高圧下でできた変成岩(広域変成岩)。赤色の柘榴石(鉄礬柘榴石〜苦礬柘榴石)と緑色の輝石(オンファス輝石)を主成分とするため、榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。かんらん岩に伴って産する。 == 概要 == 化学組成は玄武岩とほぼ同一であり、玄武岩質の海底プレートが沈み込み、高圧により変成して生成したものといわれる。また地殻深部でも生成するといわれるが、比較的低圧で生成したものは鉄礬柘榴石Fe3Al2(SiO4)3成分に富み、より深部の高圧で生成したものは苦礬柘榴石Mg3Al2(SiO4)3成分に富むとされる。 上部マントルは予測される化学組成、密度(3380kg m−3)および地震波の伝播速度(P波 : 8110m s−1、S波 : 4490m s−1)などのデータから、これらの条件を満たす岩石は限定され、かんらん岩(3297kg m−3、P波 : 8185m s−1、S波 : 4681m s−1)およびエクロジャイト(3445kg m−3、P波 : 8127m s−1、S波 : 4583m s−1)などからできていると予測されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エクロジャイト」の詳細全文を読む
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