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『トリガーハート エグゼリカ』 (TriggerHeart EXELICA) は株式会社童(わらし)から販売された縦スクロールシューティングゲーム。2006年5月末にアーケードゲームとして販売され、システム基板にはNAOMIが使用された。後には家庭用ゲーム機やモバイル通信端末への移植作も販売された。 なお「トリガーハート エグゼリカ」の表記については、キャラクターデザインを担当したGRAのこだわりで、「トリガーハート」と「エグゼリカ」の間は全角スペースで区切るのが正式な表記とされている〔。 == 概要 == 未来的な兵器で武装した少女の姿をした自機を操作して、敵機を殲滅しながらゲームを進めていく。操作は8方向レバーと3ボタンを用い、Aボタンで自動連射の「ショット」、Bボタンで敵機を捕縛し攻防に利用する「アンカーシュート」(詳細は後述)、Cボタンで画面全体の敵を攻撃する「ボム」を使用する。「得点アイテム」を効率良く稼いでいくためには、ゲームの特徴である「アンカーシュート」を敵の位置を考えながらうまく使う必要があるため、パズル的要素も含んでいる。 バックストーリーとしては、故郷に帰還する手段を失い地球に漂着した、異星の人型兵器であるヒロインらが、第二の故郷となった地球を守るために侵略者と戦うという内容が設定されている。自機のキャラクターには一見してメカを装備したスクール水着、競泳水着を着た美少女という、当時の他のシューティングゲームと比べると非常にストレートな萌えを思わせる「メカ少女」的なデザインが用いられているが、こうしたキャラクターの魅力も注目を集め、美少女キャラクター及びメカ少女関係の雑誌から記事として取り上げられたほか、『月刊アルカディア』では、2006年12月号から2007年4月号にかけてファンページが連載されていた。なお、2006年度の『アルカディア』のキャラクター投票では、主人公エグゼリカが1位に選ばれたのをはじめ、登場する全てのキャラクターがランクインしている。 2001年にハードが生産中止となっているドリームキャストへの移植版発売が、2006年12月に発表され話題となった。これは2007年2月22日に発売された。この作品が童のドリームキャスト参入作になる。童はドリームキャスト発売前より参入を発表しており、発売から実に8年越しで公約を果たしたことになる。ドリームキャスト版では、新規カットインとボイスが追加され、「ストーリーモード」や「アレンジモード」などの新モードも追加された。サウンドトラックCDと小冊子の特典がついた「限定版」も同時発売。なお、ドリームキャスト版は、本体が生産中止になって久しいにも係わらず、予約販売のみの限定版が完売したことに加え、メッセサンオーの週間売り上げでも1位を記録するなどの反響を得た。その後は、ドラマCDや設定集のついた攻略本、フィギュアなどキャラクター面でのアプローチも行われている。 2008年2月27日よりXbox 360用のダウンロード販売版がXBOX 360 LiveArcade(以下XBLA版と明記)で配信された。XBLA版は、ドリームキャスト版とは異なった新規カットインの追加、16:9ワイドテレビやハイビジョンへの対応などの演出面の強化が施され、オンラインランキングにも対応しているが、ドリームキャスト版にあったストーリーモードやアレンジモードは存在しない。移植作業にはガルチも関わった。 2008年12月1日、2009年9月1日には、NTTドコモのフィーチャー・フォン対応のアプリ(iアプリ)が、前後編のシューティングゲームとして配信された。ゲーム本編の移植版のほか、きせかえツールや待ち受けの配信も行われた〔。 2009年3月26日にはアルケミストからPlayStation 2版『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』が発売された。開発は、XBLA版に引き続いてガルチが担当。新規の主題歌つきオープニングアニメや、自機として使用できるキャラクターの追加が行われた。PS2版では限定版として『ねんどろいど スペシャルセット』が発売され、グッドスマイルカンパニーが手掛けている2.5頭身のデフォルメフィギュアシリーズ「ねんどろいど」に準拠したデザインのフィギュアが同梱された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリガーハート エグゼリカ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Triggerheart Exelica 」があります。 スポンサード リンク
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