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エスクィリーノ : ミニ英和和英辞書
エスクィリーノ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エスクィリーノ ( リダイレクト:エスクイリーノ ) : ウィキペディア日本語版
エスクイリーノ[ちょうおん]

エスクイリーノ(, エスクイリヌス(またはエスクイリーノの丘(,)は、イタリア ローマ市中心部の丘。都市ローマの元になった七つの丘の一つである。この地域のことをラテン語でと表記することもある〔Samuel Ball Platner, A Topographical Dictionary of Ancient Rome, Esquiliae , London: Oxford University Press, 1929. 〕。
現代の街区で凡そこの範囲を説明するならば、北西端はフォロ・ロマーノ及びコロッセオからテルミニ駅前までのカヴール通り(ローマ地下鉄B線のライン)、北東端はイタリア鉄道ローマ・テルミニ駅の広大な駅舎及び線路、南端はコロッセオからマッジョーレ門を結ぶ線上のラビカナ通りで、これらの線に囲まれた街区ということになる。
エスクイリーノ(エスクイリヌス)の丘は七つの丘のうちで標高が最も高く、かつ最も面積が広い。かつては、古代ローマのの一つで12月11日に祝われる「七丘祭」〔株式会社日立ソリューションズ 世界大百科事典 七丘祭 〕、または七丘祭で祝われる対象のオッピウス、ファグタル、キスピウスの高台(丘)に分けて言及されることも一般的あった。
エスクイリーノの丘の地形とリオーネ・エスクイリーノの行政区域を混同してはいけない。リオーネの範囲は丘の北西で、丘の南西はローマで最も古いリオーネであるモンティに所属している。二つのリオーネは総主教のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の間を走るメルラーナ通りにより隔てられている。
20世紀末より、リオーネ・エスクイリーノでは中国人を筆頭とした外国人居住者の割合が増えイタリアで最大の華僑コミュニティー(20世紀末時点で約2万人)を形成している。
== 歴史 ==
エスクイリヌスに人が居住し始めたのは紀元前8世紀に遡り、紀元前8世紀半ばから前7世紀の物と思われるネクロポリスが残っている。古代ローマの歴史家ティトゥス・リウィウスによれば、王政ローマ第6代の王セルウィウス・トゥッリウスがエスクイリヌスに居を構えたと言われる〔リウィウス, ローマ建国史, 1.44〕。紀元前1世紀の政治家ガイウス・マエケナスは、ローマで初めてヘレニズム様式とペルシア様式を採り入れた『マエケナス庭園』を、セルウィウス城壁とネクロポリスにかけてのエスクイリヌスの丘付近に造営した。ローマ帝国第5代皇帝ネロは、丘の南端のオッピウス付近に誇大妄想的な巨大宮殿ドムス・アウレアを造った。後にドムス・アウレアは取り壊され、そのテラス部分の遺構の上に第13代皇帝トラヤヌストラヤヌス浴場を、谷底の人工池の跡に第57代皇帝コンスタンティヌス1世フラウィウス円形闘技場(コロッセオ)を建てるなどした。3世紀にはが造営され、その一部分とみられるニンファエウムミネルウァ・メディカ神殿と呼ばれてローマ・テルミニ駅横に現在でも残っている。エスクイリヌス北部のキスピウスの丘には、5世紀にサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂が建てられた。1781年には、エスクイリヌスのVilla Palombaraから有名な『ミロンの円盤投げ像』が発掘され、現在大英博物館に展示されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Esquiline Hill 」があります。




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