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エストレマドゥーラ州(、エストレマドゥーラ語: Estremaura)は、スペインを構成する自治州の1つである。北はカスティーリャ・イ・レオン州、東はカスティーリャ=ラ・マンチャ州、南はアンダルシア州、西はポルトガルと接している。州都はメリダ。 北部にはタホ川、南部にはグアディアーナ川が流れる。モンフラグエ自然公園があり、野生動物が保護されている。 == 歴史 == 古代ローマ時代には、エストレマドゥーラの大部分とポルトガル南部は属州ルシタニアの領域で、メリダに州都が置かれていた。現在でもメリダには多くのローマ建築が残されている。 「エストレマドゥーラ」の語源は「ドゥエロ川の向こう」で、キリスト教諸国から見たドゥエロ川以南のイスラム支配地を指した〔『新訂増補 スペイン・ポルトガルを知る事典』平凡社、2001年、53頁〕〔D・W・ローマックス『レコンキスタ』刀水書房、1996年、6頁〕。レコンキスタの初期には文字通りドゥエロ川のすぐ南が「エストレマドゥーラ」であったが、レコンキスタの進展とともに「エストレマドゥーラ」は南下し、最終的に現在のカセレス県とバダホス県の地域が「エストレマドゥーラ」と呼ばれるようになった。 大航海時代には、エストレマドゥーラは多くのコンキスタドールの出身地となった。コルテス、ピサロ、ペドロ・デ・バルディビアなどである。このため、アメリカにはエストレマドゥーラの地名にちなんだ都市が多い。メキシコやベネズエラには「メリダ」(例:メリダ (ユカタン州))の名を持つ都市が作られている。エストレマドゥーラのメデジンは小さな町だが、コロンビアのメデジンは人口200万以上である。アメリカ合衆国のアルバカーキは、アルブルケルケにちなんで名付けられた(スペイン語のアルブルケルケを英語読みするとアルバカーキ。なお、スペインのほうはAlburquerqueだが米国のほうはAlbuquerqueでrが1つ少ない)。ペドロ・デ・バルディビアは、現在のチリの首都サンティアゴ・デ・チレを「サンティアゴ・デ・ヌエバ・エストレマドゥーラ」という名前で建設した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エストレマドゥーラ州」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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