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エソノメソドロジー : ミニ英和和英辞書
エソノメソドロジー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エソノメソドロジー ( リダイレクト:エスノメソドロジー ) : ウィキペディア日本語版
エスノメソドロジー[ちょうおん]
エスノメソドロジー()は アメリカ社会学者であるハロルド・ガーフィンケル(Harold Garfinkel、1917年 - 2011年)が、自らの研究方法を呼ぶために作った造語である。文字通りには「人々の - 方法論 (ethno-methodology)」を意味する。
== 名称の由来 ==
ガーフィンケルが陪審員研究に従事していたときに、陪審員たちが、陪審員として判断を行うという課題を、独自の方法論で遂行していることに注目したことから名づけられたと言われている。以下はガーフィンケルの著書からの引用である。
「まず、この言葉の由来について話そう。一九五四年にさかのぼるけれども、今はラトガース大学の法学部にいるソール・メンドロウィッツがシカゴ大学の法学部にいて、フレッド・ストロベックの陪審員研究計画に参加していたんだ。(略)ストロベックはすでにウィチタで陪審員室を「盗聴」しているところだった。ぼくにウィチタへ行ってテープを聞くように言った。そのテープを聞いた後で僕は陪審員たちと話すことになっていた。つまり、陪審員たちが話していたことをあらかじめ聞いた後で彼らが何を言うかを見ようというのだ。(略)それは、陪審員たちは仕事をする中で自分が何をしているのかを如何にしてわかるのか、ということだった。その時ぼくらは、もしベイルズの相互作用分析手続きを使えば、録音した会話から多くのものが言えるだろうと思った。その録音記録から、ぼくらは、陪審員たちが小集団の諸特徴を会話の中でどのように示しているか、おおいに学ぶことができたし、その時、念頭にあった問題は、「何が彼らを陪審員にしているのか」だった。(略)科学者は科学者らしく振舞うとみなされているんだが、陪審員はそんな仕方で、陪審員としては振舞ってはいないんだ。けれども彼らは、適切な説明、適切な記述、あるいは適切な証拠といった事柄に関心をもっていた。彼らが「常識的に考えれば」なんて言うときは、自分たちが「常識的」になりたくない時だ。つまり、彼らは法律にもとづいていたいのだ。(略)いわばこうした方法論的な事柄について、興味深い信奉が彼らにはあるのだ」

つまりエスノメソドロジーとは、社会成員によって用いられている方法論そのもののことであり、また同時に、その方法論についての研究の名前でもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エスノメソドロジー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ethnomethodology 」があります。




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