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エゾオオバコ
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エゾオオバコ
エゾオオバコ(蝦夷大葉子、学名:''Plantago camtschatica'' )は、オオバコ科オオバコ属の多年草〔『日本の野生植物 草本Ⅲ 合弁花類』pp.141-142〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.706〕。 ==特徴== 植物体全体に白色の軟毛が密生する。太い根茎から7-11個の葉が束生し、地面に広がる。葉は葉柄とともに長さ5-11cm、幅2-4cmで、葉身は長楕円形または倒長卵形で、先はややとがり、基部はしだいに細まって、短い葉柄となる。縁には不明瞭な少数の歯牙状の鋸歯がみられる〔〔。 花期は5-8月。高さ15-30cmになる花茎を1-7本伸ばし、長さ3-10cmになる穂状花序に多数の花を密につける。萼片は長さ2-2.5mmの卵状長楕円形で、先は円い。花冠は長さ3mmで先が4裂して反り返り、白色で膜質になる。雄蕊は4個あり、花冠の外に長く突き出て、葯は濃紫褐色。果実は蒴果で萼片の1.5-2倍の長さになり、狭卵形で、1果の中に長さ1.5-2mmになる長楕円形の種子が4個ある〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エゾオオバコ」の詳細全文を読む
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