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蝦夷菊 蝦夷菊[えぞぎく] (n) Chinese aster =========================== エゾギク
エゾギク(蝦夷菊、学名:''Callistephus chinensis'')は、キク科の園芸植物である。かつてはシオン属 ''Aster'' に分類されていたため、一般にアスターと呼ばれているが、現在では1種だけでエゾギク属 ''Callistephus'' に分類される。 中国北部原産の半耐寒性一年草で、草丈は30-100cmに達する。茎は直立し、葉は柄があり、長楕円形で互生、茎・葉共に白い毛が生えている。 花は花径3cmくらいの小輪から10cmを超える大輪まであり、頭花は白・ピンク・赤・藍色などがあり、中心の黄色と美しいコントラストをなす物も多い。花の形には、一重咲きと八重咲き、重ねの厚いぽんぽん咲きがあり、管弁のものもある。 日本では江戸時代から改良が進み、日本のエゾギクは欧米でも非常に評価されている。切り花、特に佛花用として栽培されている。中部地方、東北地方、北海道など寒い地方では割合よく育つが、暖地では病気が出やすく栽培しにくい。また、連作障害を起こしやすいので、エゾギクを5年ほど植えていない土地に植える必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エゾギク」の詳細全文を読む
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