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エゾノチャルメルソウ(蝦夷の哨吶草、学名:''Mitella integripetala'' )は、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草〔〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』p.162〕。 ユキノシタ科は、新しいAPG植物分類体系では上位分類である目がバラ目からユキノシタ目にまとめられた〔大場『植物分類表』p.106-109〕。 == 特徴 == 地中の根茎は細く横にはう。細い走出枝を出して繁殖する。根出葉は互生し、葉柄は長さ10-15cmに達する。葉身は長さ幅とも3-7cmになる3角状卵形で、基部は心形、先は鈍形で、縁はふつう浅く5裂し、さらにまばらに鋸歯がある。葉の表面に毛が散生する〔〔。 花期は6月。花茎は高さ20-25cmになり、短腺毛が密生し、先に総状花序をつけ、8-16個の花がまばらに互生する。花茎には1-2個、まれに3個の葉が互生する。花柄は長さ2-3mmになり短腺毛が密生する。萼筒は杯形、萼裂片は5個あり、長さ約2mmの3角状披針形で、淡褐色を帯び両面に微腺毛があり、花時に外曲する。花弁は紅紫色で5個あり、長さ4-5mm、幅約0.7mmの針状線形になり、微腺点があり、花時には先が外側に反り返る。雄蕊は5個あり、萼裂片と対生して花盤の縁につき、花糸は長さ0.6mmになり、裂開直前の葯は鮮黄色になる。子房は中位で萼筒と離れ、暗紅紫色を帯び、微腺毛が密生する。果実は蒴果で、花柱間の縫合線に沿って開裂する。種子は長卵形で長さ約0.7mmになり、黒熟する〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エゾノチャルメルソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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