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エゾミカサリュウ : ウィキペディア日本語版
エゾミカサリュウ

エゾミカサリュウ、蝦夷三笠竜 (''Taniwhasaurus mikasaensis'') は、中生代白亜紀後期に生息した海棲肉食爬虫類絶滅種。トカゲ亜目 - モササウルス科 - タニファサウルス属に分類される。北海道空知管内三笠市桂沢湖周辺で頭部の化石が発見された。
== 分類と生態 ==
エゾミカサリュウの学術的調査についてはやや紆余曲折があり(後述)、一時滞ったものの、後に三笠市教育委員会の学芸員の手で研究された結果、それまでゴンドワナ南部でしか発見されていなかったタニファサウルスの一種であることが判明し、同類がローラシア沿海にも生息していたことを証明する発見となった。2008年に判明したこの研究結果は、恐竜研究の権威雑誌である『Journal of Vertebrate Paleontology』にも掲載され、エゾミカサリュウは『タニファサウルス・ミカサエンシス』と命名された。エゾミカサリュウの化石が発見された付近一帯はアンモナイトの化石の宝庫で、これらを食糧としていたと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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