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エダフォサウルス科[えだふぉさうるすか]
エダフォサウルス科(エダフォサウルスか、Edaphosauridae)は、古生代石炭紀からペルム紀にかけて生息した初期単弓類の絶滅した分類群。単弓綱・盤竜目・真盤竜亜目に属する。初期の昆虫食あるいは肉食のイアンタサウルスと、後期の植物食盤竜類であるエダフォサウルス、そして両者の中間型と思われるグラウコサウルスの3属が属する。 ==形態==
===帆=== エダフォサウルス科の特徴として上げられるものの一つに、伸長した神経棘がある。この神経棘には帆が張られていたと考えられる。その用途としては、性的ディスプレイ及び体温調節のための熱交換器としてであったとされる。〔金子隆一 著 『哺乳類型爬虫類 : ヒトの知られざる祖先』 60頁〕こういった帆はディメトロドンなども持っているが、最大の相違点は棘突起から突き出た多数の横突起である。この突起は前部のものほど発達が著しく、尾部に向かうにつれ貧弱になっていく傾向がある。そのため、これは前から見られる事を前提としたものであるとされ、かれらはこれによって個体間の識別をしていたといわれる。こういった特徴を有する帆は、イアンタサウルス、エダフォサウルスがともに持っている。〔金子隆一 著 『哺乳類型爬虫類 : ヒトの知られざる祖先』 60 - 61頁〕また、グラウコサウルスは、発見されたのは頭蓋の一部のみであるが、前出の二者の中間的な形態から、同様の帆を持っていたと思われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エダフォサウルス科」の詳細全文を読む
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