翻訳と辞書
Words near each other
・ エチエンヌ・デマルトーセンター
・ エチエンヌ・ド・シルエット
・ エチエンヌ・フランソワ・ド・ショワズール
・ エチエンヌ=ジュール・マレー
・ エチオナミド
・ エチオニン
・ エチオピア
・ エチオピア (小惑星)
・ エチオピア (曖昧さ回避)
・ エチオピア1931年憲法
エチオピアと日本の関係
・ エチオピアのフルメンティ
・ エチオピアの世界遺産
・ エチオピアの国家元首の一覧
・ エチオピアの国旗
・ エチオピアの国歌
・ エチオピアの国章
・ エチオピアの地方行政区画
・ エチオピアの大統領
・ エチオピアの大統領一覧


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エチオピアと日本の関係 : ミニ英和和英辞書
エチオピアと日本の関係[えちおぴあとにっぽんのかんけい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本の : [ほんの]
  1. (adj-pn) (uk) mere 2. only 3. just 
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
関係 : [かんけい]
  1. (n,vs) relation 2. connection 
: [かかり]
 【名詞】 1. official 2. duty 3. person in charge 

エチオピアと日本の関係 ( リダイレクト:日本とエチオピアの関係 ) : ウィキペディア日本語版
日本とエチオピアの関係[えちおぴあとにっぽんのかんけい]

この項目では、日本とエチオピアの関係について述べる。エチオピア日本の関係の特徴として、西洋列強によるアフリカ分割が進む19世紀末の1896年第一次エチオピア戦争に於ける「アドワの戦い」でエチオピア帝国イタリア王国を破ったことと、20世紀初頭の1905年日露戦争に於いて大日本帝国ロシア帝国を破ったことを並べて、双方が共に有色人種白色人種を破ったことを共通点として視る人種論的な議論が、アドワの戦いに際しては南アフリカアメリカカリブ地域白人に抑圧されていた黒人の間に〔古川(2007a:297)〕、日露戦争については中国ベトナムインドトルコエジプトなどのアジアの民衆レベルに〔岡倉、北川(1993:31)〕それぞれ存在して汎アジア主義汎アフリカ主義を盛り上げたことが挙げられる〔古川(2007a:296-297)〕。また、当時のエチオピア帝国と日本の皇室は世界最古級の皇室であり、縁談もあったことから君主間の連帯感もあったとされる。
== 前史 ==
江戸時代1675年アルメニア人商人、ホジャ・ムラードが「エチオピア諸王の大使」としてバタビア(現在のインドネシア)から天皇シマウマを二頭贈り、日本からはと衣類が返礼に贈られた〔古川(2007a:293)〕>。
その後、西川如見1708年に全五巻から成る『増補華夷通商考』を刊行し、第五巻でエチオピアのことを、アラビア語混血を意味する言葉に由来する「アビシニイ」として記述、当時の清国で布教していたカトリック教会イタリア人宣教師の知見を引き継ぎ、初めて日本にアフリカの地誌を紹介したが、そこで日本に紹介された「アビシニイ」観は当時のヨーロッパ人黒人蔑視を引き継いだものであった
古川(2007a:293-294)〕。
明治維新後、福沢諭吉1869年に刊行された『世界国尽』にて「あびしにあ」に「阿彌志仁屋」なる漢字を当てて紹介している〔古川(2007a:295)〕。
第一次エチオピア戦争に際し、日本政府は関心を持ち、明治29年(1896年4月5日付の外交文書で、大山巌陸軍大臣陸奥宗光外務大臣に対してエチオピアを「征伐」するイタリア軍日本陸軍を従軍視察させる案を述べ、この外交文書は日本の外交文書に於ける「アビシニヤ」という言葉の初出となったものの、この案はイタリア側から断られている〔古川(2007a:297-298)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日本とエチオピアの関係」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.