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エチルサリン
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エチルサリン エチルサリン(ethylsarin)とは、有機リン化合物の一種サリンのアナログ(類縁体)で、サリンのメチル基またはイソプロピル基のどちらかがエチル基になっている物質である。前者がイソプロピルエチルホスホン酸フルオリダート()、後者がエチルメチルホスホン酸フルオリダート()で、この2種類の物質のどちらを指す事もある。 ==イソプロピルエチルホスホン酸フルオリダート==
日化辞webとアンソニ・トゥーの論文でエチルサリンとされているのは、エチルホスホノフルオリド酸のイソプロピルエステルである。CAS登録番号は1189-87-3である。 化学兵器として用いられ、化学兵器としての略号はGEである。第二次世界大戦後に開発された。ただし毒性情報はBo Holmstedtによる1報しかなく、それによれば、マウスのLD50は腹腔内投与で0.69 mg/kgで、サリンと同程度とされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エチルサリン」の詳細全文を読む
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