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エツヨン・ゲベル : ウィキペディア日本語版
エツヨン・ゲベル
エツヨン・ゲベル旧約聖書に登場するパレスチナの町の名前である。「男の背骨」という意味で地形から出た呼び名であると推定される。1934年F・フランクによりテル・エル・ケレーフェエツヨン・ゲベルであると同定された。また、1938年にN・グリュックは、エラテが南ユダ王国時代にエツヨン・ゲベルになったと推定している。
出エジプト後のイスラエル人カナンに向かう途中で宿営した場所として、民数記に登場する。エラテの次に宿営した場所である考えられる。
エイラト湾アカバ湾)に面した都市で、ソロモン時代には港町として栄えた。
エツヨン・ゲベルとエラテは、前1200年頃後期青銅器時代の終わり頃に、エドム人ミデヤン人によって開発された。
ヨシャパテ王時代に、オフィルに行こうとした船団が難破した。また、ウジヤ王の時に、エラテが再建されたが、ヨタムの子アハズの時代に、エドム人に奪い取られた。
==参考文献==

*『新聖書辞典いのちのことば社、1985年


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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