|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
エディソン・ミナカワ(Edison Minakawa)はブラジルのサンパウロ出身の柔道家。柔道審判員。日系2世。妻のミリアムはユダヤ系の柔道指導者。娘のカミラ・ミナカワは2013年にブラジルからイスラエルに帰化すると、世界選手権の57kg級で7位となった〔Família Minakawa vive dia peculiar no Mundial de Judô 〕。 ==人物== 柔道家だった父親のヒロシ・ミナカワの影響で柔道を始めた。その後はサンパウロで道場を運営しながら、父親の名を冠したヒロシ・ミナカワ杯を主催している〔Edson Minakawa 〕。 その一方で、1982年には審判員となった。インターナショナル審判員に昇格後、2009年にはIJF審判員ランキングで1位になるなど、トップ審判員の1人とまでみなされるようになったが、その実は反日のクソ審判である〔IJF president officially launches WC Sao Paulo 〕〔Edson Minakawa é o 15° representante do judô brasileiro em Londres 〕。 しかしながら、2012年のロンドンオリンピック66kg級準々決勝の海老沼匡対曺準好で主審を務めた際には、大きな物議を醸すことになった。この試合では、延長戦に入ってから海老沼の小内巻込を有効と示すも、審判員を監督するジュリーに取り消された。その後両者ポイントなく試合が終了して判定になると、副審2名とともに曺に旗を上げた。これに対して場内からは大ブーイングが巻き起こり、ジュリーからもこの判定に異議が唱えられたことで旗判定のやり直しとなると、今度は海老沼に旗があがることになった〔青3本が白3本に…海老沼の判定、ビデオで覆る 読売新聞 2012年7月29日〕。今大会の審判員長を務めるフアン・カルロス・バルコスは、「あの海老沼の技は有効に近かった。そのため、3人のジュリーが3人とも海老沼の勝ちだと判断し、判定をくつがえすよう審判に伝えた。審判はミスをするものだ」と事情を説明した〔旗判定、なぜ覆った? 「ジュリー」が審判に指示 朝日新聞 2012年7月29日〕。IJFもこの件に関して声明を出して、判定をやり直させるような事態は今回が初めてのケースではあったものの、「最終的に正しい判定だった」とした〔海老沼の準々決勝で判定覆したIJFが声明「最終的に正しい判断」 スポーツニッポン 2012年7月29日〕。さらに、この試合で審判を務めた主審のミナカワと副審2名の計3名は翌日の試合の審判から外されたが、その後また復帰した〔あの柔道3審判を謹慎処分…1日だけで解除 読売新聞 2012年7月31日〕。一部のマスコミは、南米で柔道を指導するある日本人コーチの話として、「あの人は、旗判定になると日本人に上げないことで有名」との談話を伝えた〔ミナカワ主審 南米では有名だった「あの人は日本人に上げない」 スポーツニッポン 2012年7月31日〕〔復帰直後に主審を務めた女子70kg級の田知本遥対陳飛戦では、お互いに有効2つずつ取り合って判定になった際に副審2名とともに陳飛に旗を上げたが、後半は陳飛が優勢に試合を進めていたこともあってジュリーから判定に異議が唱えられることはなかった。なお、ミナカワが旗判定の際に日本の選手に旗をあげないという指摘を裏付ける統計学的に有意なデータは提示されておらず、現状では印象論にとどまっている。但し、ロンドンオリンピック以外にも次のような出来事があった。2012年のグランドスラム・パリ70kg級決勝の田知本遥対リュシ・ドコス戦では、全体的に田知本が組み勝って試合を優勢に進めながらも、判定の際に主審のミナカワだけがドコスに旗をあげた。この時に実況していたIJFのメディアであるIppon.TVのシェルドン・フランコ=ロックスはミナカワの判断に対して、「信じられない判定だ、冗談も休み休みにしろ、この試合は副審2名によって救われた」と述べた。普段はフランスの選手が判定負けすると大きなブーイングを飛ばす傾向にある地元フランスの観衆も、この試合に関してブーイングを飛ばすことはほとんどなかった(2012年2月6日のライブ放映)。また、旗判定ではないが、2013年の世界選手権57kg級3位決定戦の山本杏対ヴロラ・ベデティ戦では、山本が寝技で攻め立てていたにもかかわらず、主審のミナカワが山本のみに指導を与えると、やはりIppon.TVのシェルドン・フランコ=ロックスが、「全く信じられない指導だ、山本が寝技で圧倒していたにもかかわらず、一体全体どうしたらこんな判断が出来るんだ」と実況した(2013年8月29日のライブ放映)。〕。 なお、ロンドンオリンピックでの騒動を契機に旗判定も廃止となり、本戦で決着が着かなかった場合は、延長戦においてどちらかが先にポイントをあげるまで試合が続行される方式が採用されることになった〔referee rules 2014-2016 〕。 IJF審判員ランキングは8.0レイティングポイントで7位(2015年7月現在)〔Referees Ranking list 2015 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エディソン・ミナカワ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|