翻訳と辞書
Words near each other
・ エドガー・プラード
・ エドガー・ベイントン
・ エドガー・ベルツクス
・ エドガー・ホヴァネシアン
・ エドガー・ホーネットシュレッガー
・ エドガー・ポーツネル
・ エドガー・マルチネス
・ エドガー・マルティネス
・ エドガー・マルティネス賞
・ エドガー・ミッチェル
エドガー・ムーン
・ エドガー・ライス・バロウズ
・ エドガー・ライス・バローズ
・ エドガー・ライト
・ エドガー・ラミレス
・ エドガー・ラミレス (野球)
・ エドガー・ララ
・ エドガー・ルング
・ エドガー・レナード
・ エドガー・レンテリア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エドガー・ムーン : ミニ英和和英辞書
エドガー・ムーン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エドガー・ムーン : ウィキペディア日本語版
エドガー・ムーン[ちょうおん]

エドガー・ムーンEdgar Moon, 1904年12月3日 - 1976年5月26日)は、オーストラリアクイーンズランド州フォレストヒル出身の男子テニス選手。1930年全豪選手権男子シングルス優勝者で、男子ダブルスで1932年、混合ダブルスでも1929年1934年に優勝し、同選手権で4つのタイトルを獲得した選手である。「ガー・ムーン」(Gar Moon)と呼ばれることも多い。彼のテニスは、強力なグラウンド・ストロークが大きな武器で、オールラウンド・プレーヤーのスタイルであった。
ムーンは1926年全豪選手権1回戦で、当時のオーストラリア男子テニス界の第一人者だったジェラルド・パターソンを破って注目を集めた。オーストラリアの新聞は、彼の登場を「新しいスターの誕生-それはムーンだ!」(原文:''New star is born - it's a Moon!'')と称賛した。それから4年後の1930年、ムーンは全豪選手権の男子シングルス決勝でハリー・ホップマンを 6-3, 6-1, 6-3 で破り、大会初優勝を飾った。全豪選手権で優勝した年、ムーンは男子テニス国別対抗戦・デビスカップオーストラリア代表選手に選ばれ、起用された4試合すべてに勝利した。この後、ムーンは唯一の出場となった全仏選手権でも好成績を収め、ベスト8進出を果たす。第5シードのムーンは、準々決勝でイタリアウンベルト・デ・モルプルゴに 2-6, 2-6, 6-4, 6-2, 3-6 で敗れた。ウィンブルドン選手権では、第8シードのムーンは1回戦敗退に終わった。
全豪男子シングルス優勝から2年後、1932年にムーンは男子ダブルスでジャック・クロフォードとペアを組み、ホップマンとジェラルド・パターソンの組を 12-10, 6-3, 4-6, 6-4 で破って優勝した。それまで、ムーンは男子ダブルスで1928年1929年に2度の準優勝があった。しかし、1933年の男子ダブルス決勝で、ムーンとクロフォードはアメリカペアのエルスワース・バインズキース・グレッドヒル組にタイトルを明け渡した。混合ダブルスでは、ムーンは1929年ダフネ・アクハースト1934年ジョーン・ハーティガンと組んで2勝を挙げている。1931年以後のムーンは、シングルスではベスト8止まりの成績で、1936年の準々決勝でクロフォードに敗れた試合を最後に現役を引退した。
ムーンの他の成績は、ウィンブルドン選手権では1928年の4回戦進出が自己最高成績であった。全米選手権にも1928年の1度出場があり、シングルスは1回戦敗退に終わったが、混合ダブルスでエディット・クロスと組んで準優勝した。ムーンとクロスは、混合ダブルス決勝でジョン・ホークスヘレン・ウィルス組に 1-6, 3-6 で敗れた。“月のような新しいスター”と呼ばれたムーンの、選手引退後の様子はあまり知られていないが、1976年5月26日に71歳で死去した。

== 主な成績 ==

* 全豪選手権 男子シングルス:1勝(1930年)/男子ダブルス:1勝(1932年)/混合ダブルス:2勝(1929年・1934年) [男子ダブルス準優勝3度:1928年・1929年・1933年]
* 全仏選手権 男子シングルス:ベスト8(1930年)
* 全米選手権 混合ダブルス:準優勝(1928年)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エドガー・ムーン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.