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エノキ(榎、)は、ニレ科(APG植物分類体系ではアサ科)エノキ属の落葉高木。 == 形態・生態 == 雌雄同株で、高さは20m以上、幹の直径は1m以上になる。枝が多く、枝ぶりは曲がりくねっている。根元で数本に別れていることもある。樹皮は灰黒褐色。 葉は互生し、長さ4-9cmの卵形又は長楕円形で、先は尾状にのびている。葉の質は厚く、縁は鋸歯状だが、先端まで葉脈が発達しておらず、丸みを帯びている。 花には雄花と雌花がある。葉と同時期(4月頃)に、葉の根元に小さな花を咲かせる。花の後ろに、直径5-6mmの球形の果実をつける。熟すと橙褐色になり、食べられる。味は甘い。 ファイル:Celtis sinensis1.jpg|樹皮 ファイル:Celtis sinensis var. japonica.jpg|葉 ファイル:Celtis sinensis3.jpg|果実 オオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウ、ヒオドシチョウ、エノキハムシ、タマムシ、ホシアシブトハバチ、エノキトガリタマバエ、エノキワタアブラムシなど多くの昆虫の餌、食樹である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エノキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Celtis sinensis 」があります。 スポンサード リンク
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