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エビスザメ ''Notorynchus cepedianus'' (恵比寿鮫、恵比須鮫、英名:Broadnose sevengill shark、ブロードノーズ・セブンギル・シャーク)は、カグラザメ目カグラザメ科に属するサメ。現生のエビスザメ属 ''Notorynchus'' は本種のみ。 現生のほとんどのサメが5対の鰓裂をもつのに対し、エビスザメは7対の鰓裂をもつ。他に7対の鰓裂をもつサメは、エドアブラザメ ''Heptranshias perlo'' が知られているだけで、本種を含めた2種はいずれもカグラザメ科に属する。 なお、関東地方などの方言で、ジンベエザメを指して「えびす鮫」と呼ぶことがある。 == 分布・形態・生態 == 世界中の温帯域に生息する。水深150 m 以浅の表層を泳ぎ、浅い湾やサンゴ礁の外で生活する。 全長3 m に達する。雄は1.5 m、雌は2.2 m で成熟する。体型は流線型に近い円筒形。体色は背側が暗褐色~黒色または灰色で、腹側は白色。体中に多数の黒色または白色の斑点が見られる。背鰭は1基しかなく、体の後方に位置する。臀鰭を備える。化石種と形態的に類似しており、古いタイプのサメであると考えられている。 エビスザメは群れで狩りをすることが知られている。仲間と共同でアザラシやイルカ、他のサメなどを追い詰めて捕食する。古代のサメも同じ方法で狩りをしていたと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エビスザメ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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