翻訳と辞書
Words near each other
・ エビ中らんどっ!
・ エビ亜目
・ エビ亜綱
・ エビ団子
・ エビ固め
・ エビ大王
・ エビ天
・ エビ様
・ エビ湖
・ エビ目
エビ綱
・ エピ
・ エピ (化学)
・ エピアルテス
・ エピアルテース
・ エピアンドロステロン
・ エピオルニス
・ エピオルニス亜目
・ エピオンシステム
・ エピカ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エビ綱 ( リダイレクト:軟甲綱 ) : ウィキペディア日本語版
軟甲綱[なんこうこう]

軟甲綱(なんこうこう 別名エビ綱 Malacostraca)は、甲殻亜門の中で最大のである。たとえばカニロブスター、小エビなど十脚目(エビ目)や口脚目(シャコ目)、オキアミ目などのを含む。さらに端脚類や、この綱で唯一陸上生活をするワラジムシ亜目も含まれている。22,000以上のがあり、これは甲殻類全体の種の3分の2を占め、また、大型種はほとんどこの類に含まれる。軟甲類という名は紛らわしいが、フジツボなどに比して硬くない、と言うことに由来するらしい。
軟甲綱の最初の動物はカンブリア紀に出現したと考えられている。

==形態==
頭部は6節に分かれ、口器の他に2対の触角があり、1対はその先端に2本の分枝がある。複眼眼柄が有るものと無いものとがいる。
胸部は8節に分かれ、3節は互いに癒合して構成された背甲に覆われているが、5節は覆われていない。8対の付属肢を持ち、1対もしくは複数が食べることに特化した顎脚と呼ばれる足になっている。顎脚の次の1対の脚は時として大きく発達し、はさみと呼ばれる構造をとる。
腹部は後方に伸び、時に泳ぐ時に使われ、6節に分かれている。は2つの部屋に分かれている〔内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』1948年初版・1999年重版 北隆館 ISBN 4832600427〕〔内海冨士夫・西村三郎・鈴木克美『エコロン自然シリーズ 海岸動物』1971年発行・1996年改訂版 ISBN 4586321059〕。
前方に集中した神経系を持つ。
==下位分類==
* コノハエビ亜綱 Phyllocarida
 *ケラチオカリス目 Archaeostraca
 *Hoplostraca
 *Canadaspidida
 *狭甲目 Leptostraca
* トゲエビ亜綱 Hoplocarida
 *シャコ目 Stomatopoda
* 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
 *厚エビ上目Syncarida
  *パレオカリス目 Palaeocaridacea
  *ムカシエビ目 Bathynellacea
  *アナスピデス目 Anaspidacea
 *フクロエビ上目Peracarida
  * スペレオグリフス目 Spelaeogriphacea
  * テルモスバエナ目 Thermosbaenacea
  * ロホガステル目 Lophogastrida
  * アミ目 Mysida
  * ミクトカリス目 Mictacea
  * 端脚目 Amphipoda
  * 等脚目 Isopoda
  * タナイス目 Tanaidacea
  * クーマ目 Cumacea
 *ホンエビ上目 Eucarida
  *オキアミ目 Euphausiacea
  *アンフィオニデス目 Amphionidacea
  *十脚目 Decapoda

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「軟甲綱」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Malacostraca 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.