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エピデクシプテリクス(''Epidexipteryx'')は小型の恐竜の属の1つである。現在知られている唯一の標本は北京のに収蔵されている。最古の化石記録となる飾羽が見つかっている。ホロタイプ標本の収蔵番号はIVPP V 15471であり、この標本は中国、内モンゴル自治区にあるのジュラ系中部もしくは上部(1億6000万年前-1億6800万年前)の地層から発見されたマニラプトル類恐竜として報告された。 属名は「飾羽」を意味し、タイプ種''E. hui'' の種小名は 古哺乳類学者の胡耀明(Hu Yaoming)に献名されたものである。 ==特徴== エピデクシプテリクスの唯一の標本は保存状態の良い部分骨格であり、尾には中央のと羽弁を持つ4本の長い羽毛が含まれている。しかし、現在の鳥類の尾羽とは異なっており、羽弁には枝分かれ(羽小枝)がなく、単独のリボン状のシートである。また、原始的な羽毛恐竜と同様の平行な羽枝で構成された体を覆う単純な羽毛も保存されている。しかし、エピデクシプテリクスの体の羽毛は独特で「膜構造」を各羽毛の基部に持っていた〔 。これは羽毛の進化におけるある種の段階のものである可能性がある〔http://scienceblogs.com/tetrapodzoology/2008/10/epidexipteryx_at_last.php〕。 ''E. hui'' の骨格の全長は25 cmで、不完全な尾羽を含めると全長44.5 cmで〔Zhang, F., Zhou, Z., Xu, X., Wang, X. and Sullivan, C. (2008). "A bizarre Jurassic maniraptoran from China with elongate ribbon-like feathers", Supplementary Information. ''Nature'', 455: 46pp. PMID 18948955〕、体重は記載者らの推定では164 gで基部アヴィアラエの中では最小の部類である〔。 頭部については複数の独特の特徴を持つ一方で、全体的に、オヴィラプトロサウルス類と類似性があり、ともある程度類似している。歯は顎の前部のみにあり、奇妙に長く、前歯は前傾している。これらの歯の特徴は獣脚類の中では他にマシアカサウルスで見られる。骨格の他の部分については近縁である可能性のあるスカンソリオプテリクスと全般に似ていて、骨盤の配位が他の獣脚類と異なり、恥骨が坐骨より短く、坐骨そのものが先端部が広がっているなどの特徴がある。エピデクシプテリクスの尾には現生の鳥類のや一部のオヴィラプトロサウルス類で尾羽の付着部となっていると似ていて、尾椎の先端に向かって特異な構造がある〔。 近縁と見られる には滑空のための皮膜があったことから、エピデクシプテリクスにも同様のものがあった可能性があるが、風切羽はなかったように見える〔Cau, A (2012), ritorno del paraviano pterosauro-mimo? , Theropoda, July 2012〕〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エピデクシプテリクス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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