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エピナスチン : ウィキペディア日本語版
エピナスチン

エピナスチン(Epinastine)は第二世代抗ヒスタミン薬であり、肥満細胞を安定化させてヒスタミンおよびSRS‐Aの遊離を抑制する作用も持つ。
加えてIL-6、IL-8 等の炎症性サイトカインの産生・遊離の抑制等の作用も有する。ヒスタミンH1受容体阻害作用は高選択的であり、血液脳関門を通過しない。
1994年より商品名アレジオンが販売され、現在では錠剤(10mg、20mg)、ドライシロップ(1%)、点眼剤(0.05%)が入手できる。
経口薬は気管支喘息アレルギー性鼻炎蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚瘙痒症、痒疹、瘙痒を伴う尋常性乾癬に、点眼薬はアレルギー性結膜炎に用いられる。
==副作用==
内服薬の重大な副作用は肝機能障害、黄疸、血小板減少である〔。
点眼薬の重大な副作用は記載されていない。
内服薬による眠気は少ないとされるが、無い訳ではない。
また、腎機能が低下した高齢者は口渇の症状が出る場合がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エピナスチン」の詳細全文を読む




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