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エピフォン・カジノ : ウィキペディア日本語版
エピフォン・カジノ

エピフォン・カジノ (Epiphone Casino) とは、1961年エピフォン社がギブソン社に買収された後に、ギブソン社がエピフォン・ブランドとして発売した、アーチトップタイプのエレクトリックギターである。ピックアップを2発搭載した最も一般的なモデルの型番はE-230TD。
== 特徴 ==

=== 構造的特徴 ===
ボディデザインはギブソン・ES-330をベースに作られている。ES-335などと似た外見のためにセミアコースティックギター(セミアコ)に分類されることが多いが、セミアコースティックギター同様のハーフデプスボディ(薄い胴)でありながら内部構造はセンターブロックが無い。
ピックアップはボディトップに長方形の穴を開け、通常2基のP-90(ドッグイヤー型)というシングルコイルピックアップを装備する(E-230TDの2つのピックアップの中間にあたる位置にP-90を1基しか装着していない、E-230Tというモデルも存在した)。ただし一般的なP-90ピックアップの外殻がプラスチック製であるのに対し、カジノに標準装備されているP-90ピックアップの外殻は金属製である。ボリュームとトーンコントロールノブは、フロントとリア用にそれぞれ1つずつ計4つ付いている。ピックアップセレクタースイッチはギブソンの他のギター同様、センターポジションにした際、どちらかのピックアップのボリュームを0にすると音がミュートされる構造になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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