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エフゲニー・ヴァシロヴィッチ・シェフチュク(、モルドバ語キリル表記:、、、1968年6月19日 - )は、事実上の独立状態にある沿ドニエストル共和国の政治家。2000年に沿ドニエストル最高会議委員となり、2011年の選挙で大統領に選ばれた。また、2005年から2009年まで同会議委員長を、2010年まで野党・革新党の党首を務めた。 == 経歴 == リブニツァ出身のウクライナ人。政府や民間の法人を渡り歩いてきた弁護士である。プロフィールには「ヨーロッパ的な視野を持つ社会民主主義派のテクノクラート、民主主義の信念を貫く人」とある。国会内で少数野党の状態にあった2005年12月以前には、選挙法改正運動の先頭に立った。これまで行ってきた改革要求は、選挙管理委員会委員長の公選や、投票結果に影響させないため、国営メディアによる選挙に関する世論調査や情勢分析を制限するなど、いずれも制度的なものである。これは、アメリカ国務省の2005年版国別人権報告書に掲載された〔〕。 欧州評議会議員会議は2005年の報告書で、民主改革に関連してシェフチュクについて言及し、沿ドニエストルは「多元主義に向けてさらに前進している」としたうえで、シェフチュク陣営が主導する「政治制度改革に関する国会自らのイニシアチブ」を強調した。この後、欧州議会はEU加盟国へのシェフチュクの入国を禁止した〔 Official Journal of the European Union: COUNCIL COMMON POSITION 2005/147/CFSP of 21 February 2005 〕。 2009年7月22日、シェフチュクは国会議長を辞職〔Supreme Council - parliamentary news MPs vote on a resolution accepting the resignation of Parliamentary Speaker Yevgeny Shevchuk. (22 July 2009)〕。革新党副議長でもあるアナトリー・カミンスキー副議長が、国会議長に昇格した。新しい副議長には、改革党党首で経済政策・予算金融委員会委員長のミハイル・ブルラが就いた。シェフチュクは辞職の理由として、当時議論を巻き起こしていたイーゴリ・スミルノフ大統領による憲法改正に向けた動きを挙げた〔Yevgeny Shevchuk, "I call on you all to unite to protect our future, where there is the rule of law, the strong people are just, the weak people are protected, and everyone works and maintains stability”. 〕。 2011年12月、シェフチュクは沿ドニエストルの大統領に選出された。12月11日の第一回投票で既に、現職のスミルノフとクレムリンが支援するカミンスキー最高会議議長の得票率を上回っていた〔Запасной аэродром Игоря Смирнова: Предварительные результаты выборов президента могут признать недействительными, ''Независимая газета'', 15 December 2011. http://www.ng.ru/cis/2011-12-15/1_smirnov.html〕。それから12月25日の第二回投票で75%以上を得票し〔Выборы президента ПМР: 100% бюллетеней: за независимость - 76,4%, за "кандидата Кремля" - 20,2%, ''ИА REGNUM'', 25 December 2011, http://www.regnum.ru/news/fd-abroad/moldova/1483475.html〕、12月30日に就任した〔Кремль дважды проиграл Приднестровье, ''Независимая газета'', 27 December 2011, http://www.ng.ru/cis/2011-12-27/1_pridnestrovie.html〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エフゲニー・シェフチュク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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