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『エプロンおばさん』は、長谷川町子による日本の漫画。『サンデー毎日』(毎日新聞社)にて1957年1月6日号から1965年7月25日号まで連載された。4ページの読み切りだけでなく、4コマ漫画のページもある。昭和30年代の下宿屋を舞台にした作品で、日常生活のドタバタものだけでなく、当時の世相や、時事ネタ、風刺を取り入れた作品になっている。 単行本は姉妹社から刊行されていたが、同社の廃業後は朝日新聞出版から朝日文庫(全7巻)および長谷川町子全集版(全4巻、第26〜29巻)が出版されている。 == 登場人物== ;敷金なし :主人公。いつもエプロンをしているので、みんなから「エプロンおばさん」と言う愛称で呼ばれている。 義理人情に厚く世話好きだが、少しおっちょこちょいで涙もろい性格。2作目で入居希望者が「敷金なし」という広告を見たが、それを聞いたトクコが「しききん」でなく「しきかね」と説明していた。 ;敷金勇 :エプロンおばさんの夫でサラリーマン。頑固だが、おっちょこちょいな面もある。また、ニュースの話となると、ついつい熱くなってしまう。大の巨人ファン。趣味は浪曲。 ;敷金トクコ :エプロンおばさんの末娘で、高校生。隠していた誕生プレゼントを貰う前に、自分で取り替えに行くなど、ちゃっかりもの。 ;クスノキ :最初の下宿人。大学生、家庭教師のアルバイトをしている。就職後も下宿する。 ;鵜野目鷹助 :下宿人。探偵会社に勤めている。結婚相手の素行調査等での失敗が多い。神田出身。 ;カシマ君 :下宿人。本来昭和荘に下宿するつもりだったが、おばさんの人柄に惚れ、下宿する。夜学生。 ;伊矢味 :下宿人。他の人にイヤミな事を言ったり、いたずらをする。 ;つくしさん :夫婦で部屋を借りている。博多出身。 ;敷金家の娘 :名前不明。酒屋に嫁いでいる(店名は「河屋」としか書かれていないが「三河屋」と思われる)。2人の子持ち、うち上の子は名前が「タツコ」で小学1年生。 ;エプロンおばさんの姉 :名前不明。若い頃は男性をよろめかしていた。 ;勇の母 :女子大の英文科卒業で、世間話より世界情勢などの時事問題に関心がある。家事が苦手。 ;勇の妹 :名前不明。小料理屋から勇と出るところをいじわるばあさんに見られた。ばあさんは浮気と思い、急いでおばさんに通報するが、「主人の妹」と言われた。ばあさんは勇の妹を「渋皮むけたいい女」と見ていた。 *エプロンおばさんの孫が4人出てくるが、酒屋に嫁いだ娘の子供とは別で、エプロンおばさんにはもう一人子供がいるらしい。 *長谷川町子本人が、初回から登場し、その後も頻繁に登場する。 *いじわるばあさんが下宿の手伝いで、何度か登場する。 *サザエさんが一回だけ登場する。その代わり、エプロンおばさんが「サザエさん」(「別冊サザエさん」)に登場する。 *オンボロ人生(加藤芳郎作品)が一回だけ、登場する。 *猫を飼っており、途中で、犬(品種スパニエル)をもらい、飼う事になる。名前はコッペで、プライドが高い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エプロンおばさん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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