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エリデス属[えりですぞく]
エリデス属 ''Aerides'' は、ラン科植物の属の一つ。小さなきれいな花を沢山付けた穂を、普通は長く垂らす。 == 特徴 == 常緑の多年生草本で着生植物〔以下、記載は主として唐沢監修(1996),p.24〕。茎は多少長く伸び、革質の葉を2列互生に出す。比較的後型のものが多い〔岡田(2013),p.105〕。 花序は葉腋から出て長く伸び、多数の花を付け、多くは下向きに垂れる。花被片は幅広く、側萼片の基部は蕊柱延下部と合着する。唇弁の基部は蕊柱延下部に繋がり、そこから短い距が出る。唇弁の先端は3裂し、側裂片が大きくて、中裂片は反る。小嘴体はよく発達して2裂する。花粉塊は2個、球形で溝があって、細長い花粉塊柄に繋がる。また、どの種もよい香りを持つ〔斎藤(2009),p.72〕。 学名は「空気」と「類似」を組み合わせたもの〔唐沢監修(1996),p.24〕で、まとめると「空気に似ている」の意と取れ、これは小数の根で樹幹に付着する姿が、まるで空中に浮いているように見えることによる〔横田(1997),p.148〕とも。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エリデス属」の詳細全文を読む
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