|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エリピューレー(, )は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してエリピュレとも表記する。 アルゴス王タラオスとリューシマケーの娘。アポロドーロスによれば、兄弟にアドラストス、パルテノパイオス、プローナクス、メーキステウス、アリストマコスがある。 テーバイ攻めの七将の一人アムピアラーオスと結婚し、アルクマイオーンとアムピロコスの息子がある。 == 神話 == === テーバイ攻めの七将 === アドラストスがテーバイ攻めの召集をかけたとき、エリピューレーの夫アムピアラーオスは、この戦いがアドラストス以外は死ぬ運命にあることを予見して反対し、他の将の参加も阻止しようとした。ポリュネイケースは、テーバイから持ち出していたハルモニアーの首飾りをエリピューレーに贈って口添えを頼んだ。首飾りは、ヘーパイストスが作り、アプロディーテーがハルモニアーに贈った魔法の品だった。 アムピアラーオスは、あらかじめエリピューレーに贈り物を受けないよう伝えていたが、エリピューレーは首飾りを受けてアムピアラーオスに参戦するよう説得した。アムピアラーオスは、かつてエリピューレーの兄弟であるアドラストスと不和が生じたとき、以後二人に争いがあったときはエリピューレーの裁断に従うことを誓言していたため、やむなく戦いに出発した。その際、アムピアラーオスは息子たちに、成人したら母親を殺してテーバイを攻めるよう言い残した。テーバイの戦いに敗れ、逃亡したアムピアラーオスは地下の割れ目に呑み込まれて姿を消した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エリピューレー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|