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リーダー(leader;lead(導く)から派生)は約物のひとつである。点々や点線などと呼ばれることもある。活字や写植・フォント等では二点リーダー(‥)と三点リーダー(…)などがある。JISでは二点リーダと三点リーダと表記する。本来、英語における類似の記号は、省略を意味する場合には ellipsis と呼び、leader は目次の項目とページ数を結ぶ際に用いられるような視線を誘導する記号を指す。 日本語では多くの場合、文章中では無音の状態もしくは文の省略を表す。古来の日本語文書にはなく、欧文の翻訳文への三点リーダー ( ... ) の替わりとして使用され始め、純粋な日本語文書にも定着した約物である。文章中などにおいて、通常はリーダーを2個つなげる形の二倍リーダー(二倍三点リーダーあるいは二倍二点リーダー)が使用される。 数学においては、継続を示す目的で使用される。また、図表中では項目同士をつなげる記号として使われる場合がある。 == 用法 == 主な用法は以下の通り。一部はダッシュと同じような機能である。 ; 時間の経過、静寂 : * 会話の中で無音の状態(間)を表す。 : * (例)「なるほど。……そうなのか。」 ; 余韻、感情 : * 文の末尾で余韻を感じさせる。 : * (例)そして、山へ向かった……。 ; 長音 : * 歌詞における、長い長音で用いる。 : * んの長音で用いる。 : * (例)ん…… ; 省略 : * 引用で文の一部を省略していることを示す。 : * (例)書籍には「彼女が……考えた」とある。 ; 記号 : * 図や表で項目をつなぐ記号として使う。 : * (例)バナナ………2本/リンゴ………5個/ブドウ………1房 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リーダー (記号)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ellipsis 」があります。 スポンサード リンク
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