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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
神のみぞ知るセカイの登場人物(かみのみぞしるセカイのとうじょうじんぶつ)では、週刊少年サンデーで連載されていた若木民喜の漫画作品『神のみぞ知るセカイ』の登場人物について記述する。なお登場人物名は、近畿日本鉄道(近鉄)の駅名を由来とした命名が多く、2014年には近鉄とのタイアップ企画も実施されている〔参考リンク 〕。 == メインキャラクター == ; (かつらぎ けいま) : 声 - 下野紘 / 小林沙苗(子供時代) : 【誕生日:6月6日11時29分35秒 / 年齢:17歳 / 身長:174cm / 体重:53kg / スリーサイズ:不明 / 得意科目:国語、数学、理科、社会、英語、技術 / 右利き / 出典:〔『神ヒロイン完全攻略ブック』より。〕】 : 本作の主人公。私立舞島学園高等部2年B組。自他共に認めるゲーマーで幼い頃から四六時中ゲーム三昧の生活を送っており、特にギャルゲーをこよなく愛する。これまでに10000人以上ものヒロインを攻略しており、プレイしたソフトの数は5000タイトルに上る。その手腕からネットでは「落とし神」の異名を取り、ギャルゲーに対する非常に独特な考え方や、攻略速度の速さなどから神の如く崇められている。決め台詞は「エンディングが見えた」。甘い食べ物は嫌い。実は音痴なので人前で歌う事を嫌う。他にも人前で何かをして目立つのが嫌い。 : 類まれな頭脳と高い記憶力、そして大抵の事を初めて、もしくは少しの練習でそれなりにこなしてしまう〔ただし体力・持久力は人並み以下なので体育の成績のランクは下。この事を歩美とちひろに腐された事がある。また、この体力の無さが悪魔達との戦いのネックになって足を引っ張った事がある。〕天才肌。学業においても教師の性格・出題傾向を読みきってテストは常に100点という規格外の事をやってのけるなど、その能力は人間離れしている。しかし、それらはもっぱらギャルゲーのスピード攻略のために浪費されている。特に「落とし神モード(動きの速さから手が六本に見える)」に入るとADVゲームなら12本、それ以外のジャンルのゲームでも6本のゲームを同時プレイすることができる〔その際、同時進行しながらもそれぞれに感情移入するなどきちんとプレイしている。なお「落とし神モード」は消耗が激しく、本人曰く「1時間のモード発動につき自身の寿命が3年間縮む(ような気がするほど疲れる)」らしい。〕。 : 性格は基本的に冷静沈着。プライドが高く理屈っぽい一方で、ゲームの邪魔をされたりギャルゲーのヒロインを貶された時は烈火のごとく怒るなど、子供っぽい面も持ち合わせる。常日頃より「現実なんてクソゲー」と断じている一方、自身を溺愛する家族や、「落とし神」としての自分を頼ってくるゲーマーやゲーム開発者に対しての愛想は良い等、根は優しく面倒見がいい。ゲームのヒロインや攻略対象の心の機微は敏感に察するが、いわゆる「女心」には極度に鈍感で攻略対象ではないエルシィやハクアの気持ちには全く気付いていない。自分のペースを乱されることを嫌い、お調子者で自己中心的なノーラや強引で押しの強い男子化後の結等を苦手としている他、現実の女子との一時的接触(抱き付かれる、腕に絡まれる等)も苦手であるなど、攻略が絡まなければ女子に対しては基本的に奥手である。 : 顔立ちは整っており、眼鏡をはずせば中々の美少年で女装も似合ってしまう(ただ本人は女装を嫌がっているが栞や結からは「かわいい」とも思われた)。そのため、ターゲットを落とすときは眼鏡を外してそのルックスを利用することもある。ただ普段はその態度の悪さから友人はおらず校内一の変人(中等部では「高等部じゃ有名な最悪キモ男」と認識されている)として「オタメガ(あるいはオタメガネ)」と呼ばれ毛嫌いされている。教師達からも問題児扱いされているが、本人にその自覚は皆無。 : ギャルゲーに登場する二次元の女性を「完璧で理想的な存在」とこよなく愛しているのに対して、現実の女性を「低次元」「理不尽な奴ら」などと見下して、自ら関わり合おうとしなかった。しかし「落とし神」の噂を聞きつけたドクロウからの挑発メールに思わず返信してしまったせいで悪魔との契約が成立し、エルシィの「協力者(バディー)」として「駆け魂」の捕獲に協力しなければ首を落とされると宣告される。ギャルゲーで培った知識や経験を生かして駆け魂を捕獲すべくエルシィと共に“意に反して”「現実女子」の攻略に奮闘することとなる。そのため早く駆け魂狩りから解放されて、ギャルゲー浸りな元の日常に戻りたいという不平を常々漏らしており、攻略対象にも大抵の場合不満ばかり垂れる。しかしいざ攻略となれば、時間や手間・労力はまったく惜しまない。また攻略完了後の女子に対してなんの感情も抱いていないように振る舞うが、彼女たちが自分との「恋愛」を覚えていないことに一抹の寂しさを感じている。そうして数多くの人と接する内に、彼自身の内面や現実への態度にも少しづつ変化が表れていく。 : 愛用ゲーム機はPFP(プレイ・フィールド・パーソナル)〔単行本第3巻カバー下より〕で複数所持しており、インターネットやメールにも使用している。これを常に手元に置き、自分の身体よりも大切にしている。また高校生とは思えないほど大量のゲームソフト(主にまとめ買い)と多数のゲーム機本体さらにAV機器を所有しているが、本人曰く費用の出所は「M資金」とのこと。 : 名前の「桂馬」は「ゲーマー」に由来する。なお作者は彼のことを、「自分の考えをゴリ押しで何だか正しいこと言ってるように導いていく狂人」と評している。 ; 〔由来は、近鉄に在籍している座席転換仕様の一般形電車の愛称である「L/Cカー」および、液晶(Liquid Crystal)の略称LCから。本名より先に愛称が決まっていた。〕/ : 声 - 伊藤かな恵 : 【ジョブ:家事専用悪魔 / 誕生日:3月14日 / 年齢:300歳以上 / 血液型:O型的性格 / 身長:159cm(まげつき) / 体重:44kg / 左利き / スリーサイズ:B83-W58-H84 / 出典:】 : 地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の1人である「新悪魔」。階級は三等公務魔。人間界では桂馬の同年齢の妹(詳細は後述)として「桂木エルシィ」を名乗っているため、ちひろたちからは「エリー」とさらに略されて呼ばれている。ただし後述の性格および行動から、桂馬からは「バグ魔」「ポンコツ悪魔」「ヘッポコ」呼ばわりされている。 : 落ちこぼれで、駆け魂隊になる前は300年ほど地獄の掃除係をしていた。人材難から駆け魂隊に回され、ドクロウの命令で人間界へとやってきた。見た目は悪魔というより天女に近い(ちなみに彼女の普段着やほうきは地獄の掃除係の制服)。アルマゲマキナで両親を失い、救命院で育てられた。姉のような存在のリミュエルに憧れを抱いている。 : 性格は基本的に能天気で無邪気、かつ天然でドジな泣き虫。桂馬のことを現実の女性を難なく落とすことのできる「落とし神」と勘違いし駆け魂討伐に巻き込んでしまった。桂馬の性格を把握してからは冷ややかに対応することやスルーすることも多くなる。桂馬を「神様」、「神にーさま」(もしくは「にーさま」)と呼び慕っている。また嫉妬深い面もあり、桂馬が攻略以外の場面でハクアや天理など自分以外の女の子と一緒にいると嫉妬することがある。特にハクアが相手だと対抗意識を剥き出しにする。しかし、桂馬に恋愛感情を抱いているかどうかは曖昧である。 : 桂馬との行動が容易になるようにというドクロウの計らいで、彼の父親の隠し子(つまり桂馬の異母妹)ということで桂馬と同居しており、学校にも編入して同じクラスに所属している。家事能力が高いため麻里には重宝され、「カフェ・グランパ」も手伝っている。かなりの美少女でスタイルがよく、人当たりも良いため学校でも店でも男女問わず人気者。 : 常に持ち歩いているホウキ〔駆け魂を拘留する度にホウキの柄に赤ラインを書き足している。〕とは298年もの付き合いで、使い方次第では周辺一帯を一掃できるほどの破壊力を持つ。300年掃除係をしていただけあって掃除がとても得意。また自らは「料理も得意」と語るが、作る料理は「地獄の材料を使用した地獄の料理」なので、人間には不向きである〔味は「結構いける」らしいが、しばらくすると食べた者に腹痛などなんらかの異常が起こる。桂馬曰く「絵描き歌のコック以下」。当然ながら、同じ地獄の住人であるハクアからは好評である。〕。また「生きた素材」そのものが原因で騒動となることも多い。今までで一番まともだったのが、「呪い」というカレー風の料理。結局、桂馬からはそうした長所をまったく認めてもらえず「私から料理と掃除を取ったら何が残るの?」とひどく嘆いたことがある。絵は桂馬よりも上手。 : 人気アイドルのかのんを好きになると自分もその真似をして頭にリボンを付けるなど、ミーハーな一面を覗かせることも多い。また、栞編以降では消防車が大好きになる(消防車マニア状態)。かなりのTVっ子であり、月曜日になると憂鬱になるなど(超)小市民的な悪魔。 : ちひろ編終了後、ちひろの始めたバンド・2B PENCILSに参加している。担当はベースで、譲り受けた右利き用のベースを左で弾いている。 : 桂馬と狩り集めた駆け魂の数は期間の割に多く、駆け魂隊でも成績優秀とされ室長賞をもらっている(ただしその時エルシィは不在)。基本的には駆け魂センサーによる索敵と攻略対象の情報収集、羽衣での物質的支援および駆け魂捕獲などのサポートが主な役目だが、桂馬に駆け魂や地獄に関する情報すらロクに与えておらず、契約当初は桂馬を苦労させていた。叙勲の候補に挙がった際の審査では、あまりにもマイペースでのんびりした生活実態が明らかとなり、逆に2か月間の減俸処分となった。最近では本分を忘れて人間界での生活を満喫している節があり、灯編では終始テスト勉強で何もしていない。 : 女神編ではかのんがヴィンテージに襲撃された際ハクアやディアナと共に短剣を抜こうとするが失敗。その後、かのんの歌だけでなく振付まで完璧に覚えていることから、本物に代わって自身がかのんに変装しアイドルの仕事を行う役目を桂馬から託される。ただ、その間も桂馬の様子(と同居生活するハクアとの関係)を心配して食事を作りに戻るなどしている。 : 過去編では過去に向かう桂馬に同行し、羽衣などでサポートしている。桂馬がヴィンテージに襲われた際には助けようと非力な身で特攻を掛けるなどし、また桂馬も自らがおとりとなってエルシィを逃がそうとするなど形式上ではないお互いが兄妹として認め合う関係になりつつある。また少女のドクロウが桂馬を「お兄ちゃん」と呼んだ際には、明らかに嫉妬した態度を見せるなど「妹」としての立場を守ることを気にしている。 : 「かのん100%」では魔法少女となったかのんのサポートを担当。漫画版では小学生にされたかのん(まろん)に代わって女神編と同様にアイドルの仕事もしており、本物のかのんに「変装の名人」と言わしめている。 : なお、週刊少年サンデーで連載中の漫画家に漫画家志望者へのアドバイスをインタビューする漫画『進め!漫画道!!』に出演した若木民喜は、連載中にキャラクターの設定が変わった例としてエルシィの正体を挙げており、エルシィはもともと女神ミネルバのつもりだったと語っている〔WEBサンデー『進め!漫画道!!』 。(若木民喜 第3回)〕。 ; : 声 - 早見沙織 : 【ジョブ:ドメスティック・ジーニアス / 誕生日:4月24日 / 年齢:300歳以上 / 血液型:A型的性格 / 身長:162cm / 体重:46kg / 右利き / スリーサイズ:B80-W56-H83 / 出典:〔単行本第4巻オマケより〕】 : 地獄の冥界法治省極東支局の「駆け魂隊」の討伐隊極東支部第32地区長。一等公務魔。エルシィの学生時代の同期生で親友。 : 実力だけで首席を取るほどの秀才で、学生時代の成績は常にトップ。常に所持している大鎌は悪魔学校を首席卒業した証の「証の鎌」である〔悪魔学校の長い歴史の中で、家柄やコネに頼らず実力のみで学校を首席卒業した人物は彼女が初めてである。〕。学生時代はいつも落ちこぼれのエルシィの面倒を見ていたこともあり、地上でエルシィと再会してからも、飛行中の止まり方を教えたり、羽衣の複数制御や過去視スクリーンとしての使い方を見せた。動魔術を20個同時制御することで、羽衣なしでも空を飛べる。エルシィにとってはかけがえのない親友であり、誰よりも尊敬する同期。そして、桂馬を巡るライバルの一人でもある。 : 生真面目でプライドが高く負けず嫌いで意地っ張りなツンデレ的性格で、自分が納得いかないことは一切認めない完璧主義者のため、それが原因で後述する心のスキマを生むことにもなった。良くも悪くも直情的で真っ直ぐであり、ドクロウからは「バカ正直なだけで協調性が無く空気も読めない」と評されるが、そこも含めて彼女に気に入られている節もある。またノーラとは異なり、自分の実力を鼻にかけるようなことは殆どない。 : 周りからは天才と言われているが、それはあくまで本人の努力の賜物であり、周囲のイメージと実像の板挟みでずっと苦悩し続けてきた。さらに駆け魂隊の一員となってからは学校で学んだ知識と実践のギャップに苛まれ、自信をすっかり喪失。人間界に来ても全く成果を挙げられず、一匹の駆け魂も捕縛できなかった。ようやく心のスキマから出た1匹の駆け魂すら逃がしてしまい、それを追っている最中にエルシィと再会する。 : 前述のギャップや、落ちこぼれのエルシィが成績を上げている現実に対するショックが彼女の心のスキマを顕在化させ、そこを駆け魂に付け込まれ操られてしまう。自暴自棄になりかけるも、ハクアを想うエルシィの心からの言葉によって駆け魂から開放された。その後は何かと理由をつけてちょくちょく桂木家に遊びに来ている。 : エルシィと違い、地獄や駆け魂に関する詳細で正確な情報を提供してくれるので、桂馬から頼りにされているが「理論や知識だけで実践が伴っていない」マニュアルタイプであることも桂馬に見抜かれている。理知的な桂馬に好意を持つようになるが、エルシィ同様まったく気づかれておらず、浴室やトイレで鉢合わせして何度も裸を見られているにもかかわらず関心を持たれず、謝罪すらされていない(ほぼエルシィと並ぶ読者サービス要員という扱い)。またエルシィ同様に他の女の子に嫉妬する事もあり、ディアナとはたびたび衝突している。ただ、ハクアに嫉妬することのあるエルシィとは違いエルシィに嫉妬する様子は見られない(むしろエルシィと桂馬を二人きりにしようとするなど気を遣ったりもする)。またエルシィが地獄料理に固執するあまり桂馬に敬遠されるのとは逆に、雪枝から味噌汁など人間界の料理を手ほどきされておりそれほど下手でもない。 : 雪枝が「協力者」だが、その存在が明らかになる前は雪枝のマイペースぶりと成果が上がらないことにイライラしており「協力者はいない」とまで言っていた。 : 美人でスタイルも悪くないが、エルシィと比べると貧乳気味(本人も若干気にしている)。フィオーレからは「エンピツ」(勉強だけ得意で貧相なスタイル)と揶揄された。 : 女神編ではかのんがヴィンテージの襲撃を受けた後、彼女の代役を担当したエルシィに代わって桂馬の臨時の「協力者」となる。錯覚魔法を使いエルシィに変装して舞島学園にも通う。桂馬の駆け魂攻略の舞台裏を目の当たりにし、涙ぐましい努力と女心をなんとも思わない鬼畜外道ぶりに呆れ果てる一方で、桂馬に「必要とされたい」と思うようになる。そのため、舞校祭の前に地区長の定例報告で一時地獄に戻った際にヴィンテージのことを話題に挙げるが、それが原因でヴィンテージの罠にかかり身柄を拘束されてしまい、服を脱がされ性的な拷問を加えられた。スライムに凌辱されたうえ駆け魂隊をクビにされ自分の名前以外の記憶を消されかけるが、ドクロウに救出され、女神の保護という密命を帯び舞島に帰還した。リューネとの戦いでは戦闘力の差で圧倒され負けそうになるが、ヴィンテージの計画は阻止されリューネはどこかへ去ったため、危機を免れるが、本人は勝てなかったことを悔しがっていた。 : 女神編終了後は駆け魂隊に復帰するが、すべて(保安部の不当尋問告発のことも含む)がノーラの手柄になったことには納得しておらず、不満を感じている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神のみぞ知るセカイの登場人物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of The World God Only Knows characters 」があります。 スポンサード リンク
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