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エリュシクトーン : ミニ英和和英辞書
エリュシクトーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エリュシクトーン : ウィキペディア日本語版
エリュシクトーン[ちょうおん]

エリュシクトーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエリュシクトンとも表記される。主に、
*トリオプスの子
*ケクロプスの子
の2名が知られている。以下に説明する。
== トリオプスの子 ==
このエリュシクトーンは、トリオプスの子で、ムネーストラー(メーストラー)の父。エリュシクトーンは傲慢な人物だったので、デーメーテールに罰せられたという。
テッサリアーデーメーテールの聖森があり、1本の神聖な樫の巨木がそびえていた。これはデーメーテールが大切にしていた木で、その木の下ではニュムペーが舞い踊り、人々もこれを信仰していた。ところがエリュシクトーンはニュムペーの制止も聞かずにデーメーテールの樫を切り倒した。これを知ったデーメーテールは「飢餓」に命じ、エリュシクトーンに決して癒えない飢えを起させた。エリュシクトーンは激しい飢えのためにまたたく間に財産を食いつぶし、残った娘ムネーストラーをも売り飛ばした。ムネーストラーはポセイドーンに助けを求めると、ポセイドーンは彼女に変身する力を与えたので、ムネーストラーは別の人間に変身して逃げ帰った。そこでエリュシクトーンは何度も娘を売り飛ばし、そのたびに彼女は様々な動物に変身して逃げ帰って父を助けた。しかしエリュシクトーンの飢えはひどくなり、巷にさまよい出て乞食となり、ついには自分の指や手足、腹を含む全身を食らった末、骨と皮ばかりとなった体に残された唇を食って死んだという〔オウィディウス『変身物語』8巻。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリュシクトーン」の詳細全文を読む




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