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エルブ・ド・プロヴァンス : ミニ英和和英辞書
エルブ・ド・プロヴァンス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


エルブ・ド・プロヴァンス : ウィキペディア日本語版
エルブ・ド・プロヴァンス

エルブ・ド・プロヴァンス(herbes de Provence)はフランスプロヴァンス地方でよく使われる様々なハーブをブレンドしたもの。プロヴァンス地方内では古くから料理に使われていたが、一般に知られるようになったのは1970年代に入ってからで、よく使われるハーブをひと括りにしたものを特にエルブ・ド・プロヴァンスと呼び、他のハーブと区別するようになった。
通常セイボリーフェンネルバジルタイムラヴェンダーの花等が含まれる。製造元により調合は異なるが、ことタイムの香りが際立つ配合になることが多い。
を焼く際の香り付けや、シチュー等に加えられる。あらかじめ材料とあわせておくか、調理の最中に加える。あるいは調理油に混ぜておき料理に風味を移すこともある。一方、出来上がった料理に振りかけるというような使い方はしない。
他のハーブに比べて大きめの袋に入れて売られていることが多く、地元プロヴァンスでは他のハーブよりもずっと安く手に入る。
プロヴァンス料理は伝統的にたくさんのハーブを使い、かつて「プロヴァンスのハーブ、herbes de Provence」とは単にそうしたハーブの総称に過ぎなかった。今日のように決まった調合はなく、予めブレンドして売られることもなかった。

...the famous mixtures of herbes de Provence... were unknown to my Provençal grandmothers, who used, individually and with discernment, thyme, rosemary and savory gathered in the countryside.〔Laget, p. 138〕
(生粋のプロヴァンス人である祖母の時代には現在のエルブ・ド・プロヴァンスに相当するものはまだなかった。当時は地元で採れたタイム、ローズマリーやセイボリーをそれぞれ自分のさじ加減で調合して使っていた。)

フランスのDucros社(現McCormick & Company)をはじめとするスパイス業者がエルブ・ド・プロヴァンスを出来合いのブレンドにして売り出した1970年代以降は、ある程度ブレンドの内容が標準化され、現在の形が出来上がった。

== 参照 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エルブ・ド・プロヴァンス」の詳細全文を読む




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