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エルメンテイタ湖[えるめんていたこ]
エルメンテイタ湖 (Lake ElmenteitaまたはEl-Menteita) はケニア、リフトバレー州ナクル県にある強アルカリ塩湖である。別スペルでエレメンタイタ湖 (Lake Elementaita) とも呼ばれる。グレート・リフト・ヴァレーの東リフト・ヴァレーにあり、首都ナイロビから約100 km北西にあたる。エルメンテイタはマサイ語で「埃の場所」を意味する''muteita''に由来し、特に1月と3月のこの地域の乾燥して埃っぽい特質からの呼び名である。ギルギルの町が湖の近くにある。 == 地理 ==
東リフト・ヴァレーに南北に連なる湖の中で、エルメンテイタはナイヴァシャ湖とナクル湖のあいだに位置する。湖の周囲には、北にメネンガイクレーター、南にオルドイニョ・エブルル、西にマウ・エスカープメントの断崖、東にキナンゴップ平原とアバーディア火山体 (アバーディア山脈) がある。590 km²の広さの集水域しかなく、この地域は降雨量も少ない。流出河川はない。湖の南にあるエルメンテイタ・バッドランドは、壮観な風景の頂上群を含む茂みに覆われた溶岩流である。 ナイロビ-ナクル間の高速道路が近くの断崖に沿って通っており、ドライバーは湖の壮観な景色を見ることができる。湖の南端には「ケコペイ」熱水泉があり、そこでティラピア・グラハミイ''Tilapia grahamii''が繁殖する。湖に浴することはとても一般的で、地元のマサイ族はそれでエイズが治ると主張している。近くのヨシ原はゴイサギなどの餌場となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルメンテイタ湖」の詳細全文を読む
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