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エレクトリーチュカ : ミニ英和和英辞書
エレクトリーチュカ[えれくと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

エレクト : [えれくと]
 (n) erect, (n) erect
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エレクトリーチュカ ( リダイレクト:エレクトリーチカ ) : ウィキペディア日本語版
エレクトリーチカ[ちょうおん]

エレクトリーチカ()は、ロシアウクライナをはじめとする旧ソビエト連邦圏内を走る近郊電車通勤電車である。
アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国バクー - サブンチ間で運行されたのが始まりである。
ソ連での鉄道整備は比較的に発達しており、電化区間も多かったために、エレクトリーチカはソ連全土で走行した。現在でもエレクトリーチカの活動範囲はとてつもなく広く、走行範囲は東はロシアのウラジオストク駅、西はベラルーシブレスト中央駅などで、東西1万キロ以上の範囲であり、世界一走行範囲が広い鉄道車両である。ちなみにソ連崩壊後には塗装は各国独自になっている。
== 設備 ==

=== 車両 ===
1950年代までは、ER(Elektropoezd Rizhskiy, )と呼ばれるラトビアリガ車両製作工場で全車両が製造されていた。よく知られているのはER2ER9およびそれらの派生車両である。
運転は、運転手と助手の2人で行う。
通常は6両か12両編成で運転される。2両1ユニットになっており、うち1両はパンタグラフのついた動力車、もう1両は空気圧機器が搭載された付随車である。
自動開閉の2ドア車であり、プラットホームの低い駅での乗降を考慮してステップがある。ドア幅は地下鉄よりも狭いくらいであるが、幅の広い新型車両も存在する。
基本的にトイレはないが、運転席のそばにトイレがある場合もある。座席は横3人掛の木製もしくはFRP製の固定式クロスシートであり、居住性は高くない。
ソ連崩壊前後は、新型車両を造る計画があったものの、1990年代の財政難によりその大半が頓挫し、当面は既存車両のリニューアルにとどまるようである。実際、どの車両も塗装を除くと外見上の差異はほとんどない。ちなみにソ連時代の塗装はダークグリーンにフロントの赤帯、側面の黄帯である。
しかし近年の経済成長で、ER2の派生型である新型車のEM4"Sputnik train"が登場し、モスクワに導入され、急行用車両として運用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エレクトリーチカ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Elektrichka 」があります。




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