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エレクトロニック・ボディ・ミュージック : ミニ英和和英辞書
エレクトロニック・ボディ・ミュージック[えれくと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

エレクト : [えれくと]
 (n) erect, (n) erect
ミュージック : [みゅーじっく]
 【名詞】 1. music 2. (n) music
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エレクトロニック・ボディ・ミュージック : ウィキペディア日本語版
エレクトロニック・ボディ・ミュージック[えれくと]

エレクトロニック・ボディ・ミュージック(Electronic Body Music)は、1980年代後半から1990年代前半にかけて興隆した音楽の一ジャンルである。
== 概要 ==
このジャンル名自体はベルギーFront 242というユニットが、自分たちの音楽を1988年にそう呼んだのがそもそもの始まりである〔''NEWSWAVE 1989 JUN.-JUL. No.20'' FRONT 242インタビュー (インタビュアー:永沼佐知子、構成:小野島大) P.74 インタビュアーからの質問に対し、自分たちが付けた名称だとFront 242メンバーのダニエルBが認めている。これがSPV GmbHのコンピレーションアルバム ''THIS IS ELECTRONIC BODY MUSIC'' のタイトルのことを指すのかどうかは、記事からは読み取れない。〕。これがいつしかヴァイオレントな雰囲気とエレクトロニックな近未来感を融合したアンダーグラウンドなダンスミュージックを指すジャンル名として定着した。後にインダストリアルミュージックの一部として飲み込まれるが、エレクトロニックな特徴をメインに据えたユニットを説明する場合は、しばしばこのジャンル名を引き合いに出す事も多かった。
以下の説明ではEBMと略す〔流行した当時はエレボやボディといった略し方も日本国内ではよく使われた。〕。
== 音楽様式==
ジャンル名からも想像できる通り、サンプラーやドラムマシンを中心とした電子楽器をメインに使用し、かつ肉体的でダンサブルな音楽というのが、主な方向性である。傾向としては、ダンサブルなビートが主流であるが、テクノハウスムーブメントとは違い、派手で重厚な音質のドラムセットが主に使用された。
しかし一番の特徴は、しゃがれた声であまり抑揚のないメロディを歌う独特のボーカルスタイルである。
曲想的にはダークでヴァイオレントな雰囲気を醸し出している場合が多く見られた。脅迫的なビートのリフレイン、耳障りなメタルパーカッション系のノイズ、映画からサンプリングされた叫び声、ディストーション系のエフェクトをかけて歪ませたボーカルなど、あらゆる方向から暴力的な雰囲気を構築しようとする手段が取られた。
曲によってはダンサブルなものだけでなく、アンビエント系やゴシック系、音響系な曲も混在する場合もある。
注意すべき事実として、EBMというジャンル名はFront 242が自分たちの音楽スタイルを表現した言葉ではあるが、総体としてジャンルが示す音楽的な特徴はFront 242自身の音楽性と全て合致するものではない事が挙げられる。
Front 242の音楽は実験的な音響性と複雑なシーケンスが織りなすダンスミュージックであり、ビジュアルとしてアーミースタイルに傾倒している時期はあったが、それほどヴァイオレントな面はあまり際立っていなかったといえる。しかも彼らのボーカルスタイルはしゃがれ声をメインの特徴とはしていない。
むしろEBMのジャンルイメージを形成しているのはFront 242を母体としたものではなく、DAFに影響を受けたミニマルなビートが特徴のニッツァー・エブ(Nitzer Ebb)、ボーカルやサウンドが凶暴でホラーテイスト漂うSkinny Puppyヒップホップ系のMeat Beat Manifestoなど、このジャンルでくくられた様々なスタイルに及ぶエレクトロニックミュージックが担っているといえる。
== ジャンルイメージの変遷==

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」の詳細全文を読む




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