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Kamado Jiko(カマド・ジコ)とは、岸田袈裟がアフリカのケニアで国際協力機構に参加していた時に、遠野かまどを手本に発案し、アフリカの乳幼児死亡率低減と薪の使用量削減に成果を挙げた「かまど」である。「Jiko」とはスワヒリ語で「かまど」の意味。 == 概説 == Kamado Jikoとは、遠野市出身の食物栄養研究家〔広報遠野2010年6月No.60号p.10には『名刺に記した肩書きはずっと「食物栄養研究家」のまま。「研究に協力してもらった人々への恩返し」という、袈裟さんの活動のスタンスもずっと変わらなかった。』とあるので本人の意思を尊重。〕である岸田袈裟がアフリカのケニアで国際協力機構に参加していた時に、自身が育った実家にあった《遠野かまど》(「改良かまど」)を手本にして、アフリカの家庭の諸事情も考慮に入れつつデザインし、アフリカで普及活動を行ったものである。 当初は最初期に導入されたEnzaro村の名を冠して「Enzaro Jiko」などと呼ばれ、後に岸田の名を冠して呼ばれる動きもあったが、Kamado Jikoの名が提案され、それが正式名称ということになった。→#名称の変遷 素人が手作りで作ることができ、材料は、粘土質の土・石・水・レンガであり、材料費はほとんどが無料で、材料の一部にレンガを使った場合でも日本円にして500円以下で済む。修理も素人が自分でできる。→#製作 Kamado Jikoには鍋などを火にかける穴「かけ口」は3つあり、そのひとつに素焼き壺を置いておき飲料用の水はそこに入れ自然と熱せられるようにしておくことで、いつも安全な飲料水を飲めるようになり、感染症や寄生虫の害を減らすことができた。他にもKamado Jikoには様々な利点があり、薪の使用量が従来の「三つ石かまど」の1/4になり森林保護になる、女性の家事の負担を軽減する(3つの調理が同時並行的にできる、薪拾いが減る、男性が台所に興味を持ち台所仕事に参加する)、腰痛の減少、子供の怪我・やけどの減少 等々等々に役だつ。→#効果、#性能 アフリカではすでに20万家庭以上に設置されていると推定されており、毎日のようにどこかで製作・設置されているという。2012年にはオバマ大統領の祖母の家にも設置された。→#普及 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Kamado Jiko」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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