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量子もつれ(りょうしもつれ、)とは、一般的に :(1) 量子多体系において現れる、古典確率では説明できない相関やそれに関わる現象 を漠然と指す用語として用いられる。しかし、量子情報理論においてはより限定的に、 :(2) LOCC(局所量子操作及び古典通信)で増加しない多体間の相関 を表す用語として用いられる。 (2)は(1)のある側面を緻密化したものであるが、捨象された部分も少なくない。例えば典型的な非局所効果であるベルの不等式の破れなどは(2)の枠組みにはなじまない。 どちらの意味においても、 複合系の状態がそれを構成する個々の部分系の量子状態の積として表せないときにのみ、量子もつれは存在する(逆は必ずしも真ではない)。このときの複合系の状態をエンタングル状態という。量子もつれは、量子絡み合い(りょうしからみあい)、量子エンタングルメントまたは単にエンタングルメントともよばれる。 == エンタングル状態の定義 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「量子もつれ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Quantum entanglement 」があります。 スポンサード リンク
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