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エンデイス ( リダイレクト:エンデーイス ) : ウィキペディア日本語版 | エンデーイス エンデーイスは、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してエンデイスとも表記される。 スケイローンとカリクロー(サラミース島の王キュクレウスの娘)の娘で〔プルタルコス「テーセウス伝」10。〕、グラウケーと姉妹〔シケリアのディオドロス、4巻72・7。〕。アイギーナ島の王アイアコスと結婚し、2人の息子テラモーンとペーレウスの母になった〔〔アポロドーロス、3巻12・6。〕。ただしテラモーンはグラウケーとアクタイオスの子とする説がある〔レーロスのペレキューデース断片(アポロドーロスによる引用、3巻12・6)。〕。 エンデーイスは夫アイアコスがネーレーイデスの1人プサマテーとの間に出来た腹違いの息子ポーコスを憎み、その死を願った。パウサニアスが伝える物語によると、テラモーンとペーレウスは母を喜ばせようとして殺害を計画したという。2人はポーコスとともに5種競技を行い、円盤投げ競技の際にペーレウスが円盤を投げつけて殺した〔パウサニアス、2巻29・9~29・10。〕。 アポロドーロスでは2人はポーコスに嫉妬して殺害を計画したとし、円盤を投げて殺害したのはテラモーンであるとしている。いずれにしてもポーコスの殺害が明らかになると、2人はアイギーナ島から追放され、テラモーンはサラミース島に〔アポロドーロス、3巻12・7。〕、ペーレウスはプティーアに亡命した〔アポロドーロス、3巻13・1。〕。 == 脚注 ==
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