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エンマグモ科 : ウィキペディア日本語版
エンマグモ科[えんまぐもか]

エンマグモ科 Segestriidae は、クモ目に含まれる分類群の一つ。樹皮下などに巣穴を作るクモの群である。日本ではミヤグモが普通種であるが、目につくことは少ない。
==特徴==
単性域類で篩板は持たない6眼のクモ。体は縦長で、中型までの大きさ。全体に褐色から黒っぽいものが多い。
頭胸部は縦長で、背甲と腹面の胸板とが、歩脚基部の間でキチン板や膜によって繋がっている。目は6眼で、両側には前後に2個、中央には左右に2個が互いに接近し、全体で見ると3群に分かれて配置する。これは前中眼がなくなっているものである。顎はやや長く、牙はそれに比して短い。
歩脚は比較的しっかりした形で、棘が多い。珍しいのは、前三対が前を向き、第4脚のみが後ろを向くことである。このような配置は向きだけを見るとカニグモ科などに見られる横行性のようだが、このクモははっきり縦長になっている。雌の触肢には爪がある。
腹部は楕円形など、外見的には特に目立つ特徴はない。腹面の基部近くに一対の書肺気門があるが、同時に器官気門が一対ある。書肺の肺葉は2-3葉。
後端には三対の糸疣と、間突起がある。
雄の触肢にある触肢器官はごく単純でトタテグモ科のものに似る。雌の生殖孔には外雌器が発達せず、交尾嚢があり、受精嚢は単独。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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