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エンマコオロギ(閻魔蟋蟀、学名: )は、バッタ目(直翅目)・コオロギ上科・コオロギ科に分類されるコオロギの一種。日本本土に生息するコオロギ最大種〔クチキコオロギのほうが大きいが、分類の見直しによりクチキコオロギはマツムシに近縁と考えられるようになった。〕。最も身近な昆虫の一つである。 == 形態 == 成虫の体長は26-32mmほど。背面は一様に黒褐色、腹面は淡褐色だが、体側や前翅は赤みを帯びる。体つきは太短く、頭部から腹部までほぼ同じ幅で、これまた短く頑丈な脚がついている。 頭部は大きく、光沢のある半球形で、口器がわずかに下向きに突き出る。若干ではあるがオスの方がやや顎が長く、メスは丸顔である。触角は細く、体よりも長い。複眼の周りに黒い模様があり、その上には眉のように淡褐色の帯が入る。この模様が閻魔の憤怒面を思わせることからこの和名がある。また、日本の昆虫学者である大町文衛と松浦一郎によって、学名の種小名にも が充てられている。 メスには長い産卵管があり、前翅の翅脈は単純に前後に直線的に伸びる。一方、オスは産卵管がなく、前翅にやすり状の発音器や共鳴室を備え、翅脈が複雑な模様をなす。 幼虫は体が小さく、翅がないこと以外成虫と同じような姿だが、脱皮の直後はやや胴長になる。終齢幼虫は成虫によく似るが、亜終齢になると前胸背後端に翅芽が現れる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エンマコオロギ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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